朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

マッサン効果

2014-11-30 | 食べること、レストランなど
スーパーの酒売り場に、ウイスキーの棚が広がったような気がします。

以前に、ニッカの「竹鶴」を買ったのですが飲んでしまったので、



昔懐かしいサントリー・オールドを買ってみました。

高度成長の時期(1970~80年代)には、これの水割りが流行しました。
それから、「ボトルキープ」も。・・「スナック」(バー)というスタイルの飲み屋もはやりました。

NHK朝ドラの主人公「マッサン」が、ようやく鴨居商店(寿屋、現サントリーをモデルにしているようです)に入社できて、いよいよウイスキー作りがスタートできるようです。

醸造する場所の選定が問題。(サントリーの)「山崎」(京都と大阪の中間)となり、その後(ニッカの)「余市」(北海道)の物語に発展するのでしょうね。



というわけで、これも買ってみました。

NHKという公共放送が、ここまで私企業商品の肩入れをするドラマもはじめてかもしれません。笑

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青不動御開帳

2014-11-29 | 京都の文化(秋)
東京の友人夫婦が、先日、この青蓮院の将軍塚青龍殿の見学に来ました。その時には一緒に行くことができなかったので行ってみました。(11月28日)



青蓮院門跡の門跡には、巨大な楠の木が茂っています。どのくらいの樹齢だろうか。

将軍塚は東山山頂にあるので、ここから専用のバスで運んでもらいます。通常時は自分の車でも将軍塚に行けるのですが、今回特別の公開なのでバスかタクシーしか登れません。(12月23日まで、バス代片道100円)

バスは満員で立席ギュうギュう。年配の方には気の毒でした。



この建物は、北野天満宮前にあった大日本武徳会道場を移設し、内陣と奥殿、大舞台を新築しました。

青不動は平安仏画で絹本のお軸です。以前に青蓮院門跡で見たことがありますが、もっと薄暗く煤けていた記憶があります。今回、3年間の修理を経て御開帳されました。

ずいぶんと美しく修復されていました。


(引用:青蓮院拝観パンフレット)

拝観料を払ったとき、散華を渡されたのでそれに願意と願主を書いて青不動さんの前に投げるようになっています。



大舞台はこのようにとても広く、見晴らしがすばらしい。



右に比叡山がどーんと控えています。



さらに左手側には、鉄骨作りの不思議な見晴らし台がありました。鉄の階段がペンキが塗ってありますが錆びてもいてかなり古そうな2階建てくらいの高さの建物でその屋上が展望台です。

この写真の左下に丸く将軍塚が写っています。桓武天皇が都を奈良から長岡に移したのですが、不都合な事故が多く起こったのです。和気清麻呂らはこの山上に天皇をお誘いして京都盆地を見下ろしながら、この地が都の場所にふさわしいと進言したのでした。

”天皇は都の鎮護のために大きな将軍の像を土で作り鎧甲を着せ鉄の弓矢を持たせ太刀を帯びさせ、塚に埋めるよう命じました”・・・これが「将軍塚」の名前の由来です。(引用:上記パンフレット)




(クリックで拡大)

展望台の下には茶店があります。



将軍塚を地面から眺めます。

その先には庭園があって、紅葉がきれいでした。



夜間はライトアップをしています。この高い場所から京都市内を夜に眺めるとその夜景がきれいだろうと思いました。



青蓮院門跡の近くから青龍殿が見えました。昔は、あのあたりまですべてこの寺院の境内であったようです。


夜景を眺めるだけならば、公共の展望台がすぐ近くにあり、大きな駐車場もあります。ここも京都一周トレッキングコースの一部なので、そのポストはここです。

将軍塚展望所からの夕日は、ここ(2009年)
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禅式結婚式、永保寺(岐阜県多治見市虎渓山町)

2014-11-28 | 国内各地の風物
虎渓山という地名に惹かれて、中央高速道路を途中下車(道)してみました。



永保寺の「国宝結婚式」・・こんなポスターがありました。

日本の結婚式は神社かキリスト教式が多く、一時的にキリスト教徒になって結婚の誓うのが流行のようです。

まだしも、神社式ならば、多くの人々は幼児の時にお宮参りとか安産祈願などしているので「許せる」。

仏教はなぜかお盆と葬式の時にしか意識にのぼらない人が多いようです。

このお寺は、思い切って堂々と結婚式のプロデュースを積極的にマーケティングしていました。この日はお日柄がいいせいか何組かの式があったようです。そのサポートをする式場会社スタッフの女性が黒いスーツ、ハイヒール、無線を尻ポケットに押し込んで、新郎新婦、参列者の案内をしていました。・・新郎が白人のカップルも出会いました。

このお寺には二つの国宝があるようです。



その一つはこれ。



説明はこの写真をお読みください。

屋根の形、軒先を跳ね上げる角度も素晴らしい。



このお堂の前には、こんなデザインの屋根付き太鼓橋がありました。



このイチョウがさらに素晴らしいと思いました。樹齢670年(推定)だそうですが、まだまだ元気です。樹木の生命力には脱帽です。



境内は紅葉の木々もたくさんあって、その風景です。





隣に大きな川が流れていて、絶壁がありました。







多治見市は焼き物の名産地なので、陶器の燈籠がありました。


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天竜寺2 保津川

2014-11-27 | 京都の文化(秋)
天竜寺北門付近の境内は、あたかも植物園のごとく珍しい木々に名札がつけられています。



豆柿、名札は4ヶ国語で表記されていました。



蛇不登(へびのぼらず)・・・”枝に鋭いとげがある。初夏、黄色の6弁花をつけ、実は赤く熟する。とりとまらず。こがねえんじゅ。”(コトバンク> デジタル大辞泉> 蛇不登とは)



花笠石楠花(はなかさしゃくなげ)



孟宗竹

~~・・~~ 

天竜寺の北門から出て、竹林の小道を進み突き当りを左折すれば傾斜のある亀山公園に至ります。



亀山公園展望所からの眺望。川下りの船、右下にはトロッコ列車の路線(紅葉の木々に囲まれて線路は見えません)。

対岸の山の中腹には、大悲閣千光寺があります。その下には「星のリゾート」の高級旅館が見えます。



目一杯、手持ちコンデジのアップで撮影すると、向こうにいる人物が見えました。



川下り舟の乗客に、酒やおつまみ、ジュースなどを売る売店舟が、出迎えて接舷していました。



亀山公園を川に向かって降りて行くと、



青緑の川面が見えてきました。



渡月橋にむかって歩き、途中で天竜寺に戻ろうとすると、



こんな大行列にでくわしました。宝厳院の庭園を見物するために並んでいる人々でした。

ゆっくり散策していたので、昼前になっていました。

大混雑の嵐山で食事することは諦めて、逃げ出して帰りました。(11月24日)

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天竜寺の紅葉

2014-11-26 | 京都の文化(秋)
午前8時過ぎに拝観しました。



絵葉書のような「美しい日本」の風景だと思います。

パノラマ写真も撮影してみました。曹源池庭園(そうげんちていえん)。


(クリックで拡大)

ついでに、参詣客の皆さんの景色です。まだ9時前の時間でしたが多くの人びとがこの有名な紅葉の庭を鑑賞していました。


(クリックで拡大)

大方丈に飾ってある雲龍図を庭園から写そうとしたのですが、次々と室内の人が立ち止まり、それから縁側に座った動かないお客さん。どうにか写した画像です。・・建物の中を拝観するには別料金が必要で、今回は庭だけの参観のため。(しみったれ)



額のカラス面に、庭の紅葉が反射で写っていました。笑



庭山の奥に登ってみました。



紅葉、もみじ、苔・・・



大文字草が、水際に咲いていました。



落ち葉もきれいです。





北側に竹林があり、楓の紅色と竹の緑のコラボレーション。

北門から出ると、ここも有名な風景です。



パノラマでは、、



これを抜けると、大河内山荘、嵯峨鳥居本や亀山公園に行くことができます。(つづく)

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嵐山渡月橋

2014-11-25 | 京都の文化(秋)
休日の早朝行動として、好天でもあり観光ピークの嵐山に午前7時頃にいってみました。(11月24日)



いつもは自家用車を駐車できる渡月橋近くの市営パーキングは、連休中は観光バス専用となっていました。近くのコインパーキングは、3時間2000円のメニューだけ。

天竜寺の参詣者駐車場に運良くとめることができました。(1日1000円、ただし午後1時~5時は門前道路が通行止めのため出入り不可)



川辺に出て、朝日に照らされた対岸の山の紅葉を愛でることができました。この山へのハイキング道は「京都一周トレイル」の一部になっているので、登ったことがあります。



鷺(白)と鵜(黒)が流れの中で、魚を取り合っています。落ちアユでも狙っているのでしょうか。



まだ午前8時にもかかわらず何人かの本格的カメラをもった人々が三脚を並べていました。

観光客も三々五々。中国語などアジア語が飛び交いました。泊まっているホテル旅館で朝食をとってすぐ飛び出してきたのなか。



嵐電駅前の長辻通(ながつじどおり)を歩いていくと、漬物屋の前に聖護院かぶが展示してありました。

千枚漬けのシーズンです。



梔子(クチナシ)の果実、漢方薬ですが料理にも役にたちます。正月料理の栗きんとんなどに色をつけるときに天然素材ですからいいでしょう。詳しくは、ここ



竹(もとは熱帯由来)と楓の日本的植物のバランス。



天竜寺に戻ってきました。名物庭園を拝観します。この日は、午前7時半に開門していました。


~~~~



iPhone6Pで撮影した同じ風景です。画質の比較のため掲載してみました。画素数は両者とも縮小してあります。
これ以外は、Lunix DMC-LF1です。

※ 天竜寺庫裡の上に、いかにもという雲が浮かんでいたので「天竜寺クラウド」と名づけてFBにポストしました。(「クラウド」とは、ネットワークの中に置かれている情報処理機能の専門用語でもあります)
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足助 伊那街道の中継地

2014-11-24 | 国内各地の風物
紅葉だけではもったいないので、足助の古い町並みを散策しました。



尾張・三河から信州を結ぶ伊那街道が通り、沿岸地域で作られた塩を峠を越えるために詰め替えて「足助塩」という名前ができ、信州からは薪炭や農産物が馬を使う「中馬」により運ばれました。

「中馬」とは、江戸時代、信州馬稼人同業組合の名称です。


(引用:足助観光協会資料

この重要な交易ルートは、明治44年に国鉄中央線が開通すると衰退してしまいました。



こんな古い町並みが保存されています。



米屋の軒先や、



別の家の軒にも、こんな稲わら束がぶら下がっています。

地元の人に聞くと、10月に開かれる「足助まつり」で火縄銃が披露されるので、その時に火縄を縛ったものがマスコット化して「厄除け」となって家に飾られるようになったとのことでした。





細い脇道も情緒があります。



でも。紅葉の地域は混雑していましたが、この旧市街は閑散としていました。店も開いているもところが少ないし、飲食店も数少なくてうなぎ屋、そば、喫茶、おにぎり屋くらいしかありません。



こんな展示会があったので、



ここ「足助中馬館」に入ってみました。元銀行支店を保存して小さな資料館にしています、入場無料。

歌人白蓮が生前、といっても戦後、この町に数日滞在して歌会に参加した時の自筆の短冊や掛け軸が相当数展示してありました。ご本人が写っている写真も数葉。



高級清酒「玉の輿」の琺瑯看板が、なにか興味を引きました。まだ作っているのかしらん。

~~

トリビアルなクイズ: 「玉の輿」とはどんな意味か、答えなさい。


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香嵐渓2

2014-11-23 | 京都の文化(夏)
さらに奥に進むと「三州足助屋敷」なる民俗資料館がありました。(11月20日)



かつての豪農屋敷を再現し、長屋門、母屋、竹屋などは茅葺の木造建築です。



屋敷の中では、実演をやって見せてくれたり、見学者が体験することもできるようです。



機織りやわらじを作ることなどは、ボクの子供の時には曾祖母が実際にやっていました(ので、パス)。唐傘の傘張りは、つい最近まで(といっても30年くらい前?)実家の隣の家でやっていて、広い庭に干していました。唐傘が、こうもり傘から、折りたたみ傘(なんである、アイデアル)になり、ビニール傘(200円!)となってしまいました。

現代の子どもたちには「勉強」になるかもしれませんが。

ずっと昔米国に留学した時、機会があって、コロニアル・ウィリアムズバーグ(バージニア州)を見学した時、アメリカがイギリスの植民地だった時代の町並みを保存し、当時の服装をしてその時代の仕事をやってしてみせていました。

そこまで徹底して復元し再現するのならば、もっと教育的価値があるでしょう。

さらに行くと吊り橋がありました。



こんな苔をのせた藁葺き屋根の茶店があります。



最盛期のもみじの下でシンセサイザーを演奏する人 IZANAGI。





一の谷。

ここで折り返して、香積寺に向かいます。

石段をしばし登ると、山門がありました。



竹で作った手水と柄杓。



本堂。



ここから川辺に降りると、



赤い待月橋が見えました。ますます観光客が増えてきました。



「老いてこそ人生」
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香嵐渓 (愛知県豊田市足助)

2014-11-22 | 国内各地の風物
連休直前に訪問しました。



足助(あすけ)と読みます。



観光バスの新聞広告や折込チラシで大々的に宣伝しているので、ご存知の人も多いと思います。



午前中に着くように来たのですが、しかも平日、もうおみやげ店の並ぶ参道はご覧のとおり。中高年の人が多い。

驚いたことに、中国語も時々聞こえてきます。・・中部国際空港があるので格安便やチャータ便で団体客が来るのでしょう。



木によって濃淡がありますが、あと数日、22-24日の連休が最高でしょう。天気予報も好天となっています。

このウェブ写真は色調を調整してあります。当日は曇だったのでもっと彩度が低く見えました。



国道153号が大変混雑して全く動かなくなるそうです。この観光協会のウェブページを見に行くと、迂回路の案内があります。



河原に降りて遊ぶこともできました。



「嵐山(京都)と同じくらいにきれいだね」と話している観光客の声が聞こえてきました・・が、まあ、そうはとても思えませんでした。川辺の紅葉ではありますが。



川岸の広場にて、猿回しが出演中。



茶店が何軒もあり、



田楽や五平餅、うどん、そば、ラーメンなどを販売しています。



お茶は地元産のお番茶、これはうまい。



この麺の入れ物は、竹の輪切りを加工して作っていました。


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PCの充電電池 リコール

2014-11-20 | もろもろの事
新聞記事にもなりました。

パナソニックのレッツノートに使われている電池に製造上の不良品が混じっていて、火をふいた事故が何件か発生したためです。



このPCは値段が高いのですが故障しにくく、教員・研究者に人気が高いようです。

私のPCもそれに該当したので、ネットで登録したところ数日後にこんな箱が送られてきました。



わりと大きな箱ですが、スカスカに新品の電池が入っています。



この小さな箱に品物が入っていたので、それを取り出して、古い電池をかわりに入れて指示どおりに箱を組み立てなおすと、



こうなります。

宛先と発送者名などは前もって記入されています。もちろん、パナソニックの着払で、電話すると宅配業者が取りに来ます。

「冷蔵」で送れと指示されています。航空便も不可。万が一、輸送中の発火を避けるためです。

電池や電源アダプターなど、長時間充電しすぎないことなど細心の注意が必要です。電源アダプターも普段は充電が終わったらコンセントからできるだけ抜くようにしてしています。

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