朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

室生寺

2014-04-30 | 国内各地の風物
奈良県の東部、三重県に近い山間にこのお寺があります。



昔、高野山は女性を禁制とした時代がありました。その頃に女性の済度をもはかる真言道場として女性の参詣を許したことから「女人高野山」の別名があります。



シャクナゲの花で境内はいっぱいでした。



平安時代初期の建立で国宝の金堂。

堂々とした一本造りのご本尊釈迦如来立像(国宝)を中心に、薬師如来、地蔵菩薩、文殊菩薩、十一面観音の各像が並び、運慶の作と伝えられる十二神将像が並んでいました。わけて、左の端にある十一面観音像は等身大の一本造りで薄く着色が残り華麗な姿でした。



五重塔が石段の上にすくっと立っていて、シャクナゲの花に囲まれています。

十数年前、台風の強風で近くの大きな杉が倒れかかり塔を屋根を壊しましたが元通り修復されています。

奥の院までは相当遠いので今回は失礼しました。



護摩堂や本坊の前にも人の背より大きなシャクナゲが咲き誇っていました。



電車の駅は近鉄「室生口大野」で、バス15分の距離です。その駅の近くに大野寺があり、川岸にある大きな岩に懸崖仏が刻まれています。



像を刻んだ線は薄れてはいますが、とても大きな仏様でした。
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奈良県曽爾村 屏風岩のヤマザクラ

2014-04-29 | 国内各地の風物
奈良県東部の山中にこんな切り立った屏風岩があり、「山桜が満開でとても美しいよ」と奈良在住の友人とあるホテルwebに教えられたので急いで行ってきました。



大昔にはこのあたりに火山があって、マグマや火山灰が圧縮され変性してこんな柱状節理の岩壁ができました。


(パノラマ写真:クリックで拡大します)



あまりにも山奥でアクセスが悪いせいか、日曜日で天気も良かったのに見物のお客さんは多くありませんでした。

皆さん、思い思いに弁当を広げたり、犬を散歩させたり、静かな休日を楽しんでいる様子でした。



そんな広場の隅っこに、何人もの人が大きなレンズをつけ三脚を広げて一つの方角を狙っていました。

なにをしているのか聞いてみると、オオアカゲラというキツツキの一種で頭のてっぺんが赤い鳥の巣穴がその先の木にあってそれを狙っているのだとか。その人の撮影した写真を見せてもらったのですが、なるほど素晴らしい鳥です。その人は何度も来ている模様でした。



屏風岩の反対側には、こんな山並みが広がっています。

時々、雲海が現れてこれらの山頂が広がった雲の上に頭をだすそうです。

すすきの原で知られた曽爾高原と「お亀の湯」もこの方角にあります。



足元を見ると、わらびが出ていたので少々採取してきました。



岩の隙間にはミツバツツジが赤く咲いていてアクセントになっています。



満開は少し過ぎたので、風が吹くとハラハラと花びらが舞います。

その落ちる花びらを撮影しようとして、何枚かシャッターをおしたのですが・・・



まあ、こんな感じです。これはこの写真の暗い杉林の部分を小保方してみた(トリミング)ものです。笑



こんな事をして遊んでいたら、数人のハイキンググループが山から降りてきて記念写真を撮り始めました。正面の屏風岩の稜線がハイキングコースになっていて、そこを歩いてきたそうです。

次回はぜひそのコースを歩いてみたいと思いました。

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三千院 シャクナゲ

2014-04-28 | 京都の文化(春)
このお寺にこんなにも、立派なシャクナゲの木々があることを今回初めて知りました。



池の周りにも咲き誇っていました。

ほんとうに目を見張りました。



苔の上に射す陽の光。





名物のこども地蔵さん。



つくばいに椿。



私のカメラ記録ではこの程度の画像ですが・・本物は、もっともっと、見事でした。







山吹も満開です。



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大原の里 味噌鍋が名物だとか?

2014-04-27 | 食べること、レストランなど
鞍馬から静原を通る裏道を抜けて、大原の里に行き遅めの昼食を寂光院の門前にある茶屋でいただきました。



鶏肉のすき焼きをイメージして行ったのですが、実はこの地が発祥の「味噌鍋」を注文。大原の地元産の野菜やイモと、滋賀県産の地鶏、味噌は姉妹店手作りだそうです。(雲井茶屋)

テーブルコンロにのせた土鍋なので、ゆっくりと暖かく食べることができました。赤い色の鶏肉はコクが合って美味しく、野菜たちともバランスしていました。



なんと、ネギがたっぷり乗ったねぎ味噌ピザなる無国籍料理も提供されていて、仕上げにチーズを乗せてきてそれをテーブルにあるオーブントースターで焼いてチーズを溶かす趣向でした。

意外に味噌、チーズ、ピザ(粉モン)がマッチしています。



入店した時には、10人くらいの中国観光客が食事していました。日本語を使う中国人ガイドを伴って家族での個人旅行の模様で杭州(上海の東南約50km)から来たとか。リッチな中国人々の旅行者も増えています。「歴史問題」で過剰にもめないで、仲良くお付き合いしたいものですね。

この後、三千院にシャクナゲを見物しました。
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鞍馬山

2014-04-26 | 京都の文化(春)
牛若丸(源義経)が鞍馬天狗に武道の手ほどきを受けた鞍馬山です。



鞍馬寺の印は、天狗のうちわです。この団扇は京都バスのロゴマークにもなっています。



本堂の前にある六角形の石畳、パワースポットだと言われています。

毎年5月の満月の夜には、ウエサク祭(五月満月祭)が行われます。この夜には天界と地上の間に通路が開け、ひときわ強いエネルギーがふりそそがれるとのことです。

今年は5月14日(水)です。



阿吽の虎が本殿両側を守っています。



本殿の庭には鮮やかなピンクの八重桜が満開でした。



これは鬱金(うこん)桜です。



参詣客のために小型ケーブルカーが作られています。その山上駅にある多宝塔の桜も満開でとても美しい姿でした。

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(引用:京都バス公式web)

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ところで、牛若丸と弁慶、・・弁慶が京で千本の刀を集めようとして最後の一本を得るために牛若丸と五条の橋の上で戦う・・こんな童謡を若い世代の人たちは知っているのだろうか?

【歌詞】 牛若丸(文部省唱歌1911年)
 京の五条の橋の上
 大のおとこの弁慶は
 長い薙刀ふりあげて
 牛若めがけて切りかかる

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新緑の貴船

2014-04-25 | 京都の文化(春)
桜の花が終わったら、一挙に若葉が輝く季節になりました。



東京から来訪した友人を誘って、貴船神社の周辺を散策してきました。



この神社は京都の水を司る神様です。

農業に必要な降雨の全てが神頼みの時代、旱天(雨がふらない天候)時の雨乞いには生きた黒馬を奉納して祈り、霖雨には白馬または赤馬を献じました。生馬から「板立馬」を奉納することが始まり、現代の絵馬の原型となりました。

現代はこのような銅像で表現されています。



神木の「桂」が密集した枝を広げています。樹齢400年ですが、その勢いある生命がこの樹形に現れています。



門前町には料亭が並んでいて、夏には川床が設えられて湧き水を集めて流れる渓流の冷気と和食を楽しむことができます。

5月1日から開業する予定で、現在どの店も設営工事に大忙しでした。



奥宮にある「船形石」。

”貴船神社創建伝説によると、約1,600年前(第18代反正天皇の御代)初代神武天皇の皇母・玉依姫命が大阪湾に御出現になり、水の源を求めて黄色い船に乗り、淀川・鴨川をさかのぼり、その源流である貴船川の上流・現在の奥宮の地に至り、水神を祀り「黄船の宮」と称された。その黄色い船は人目に触れぬよう石で包まれたという。”(引用:貴船神社公式web)

・・・黄色い舟 > 貴船 なのか。



その石の上には、忘れな草の花が咲いていました。
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ウッディー京北

2014-04-24 | 京都の文化(春)
常照皇寺に向かう途中、この「道の駅」に立ち寄りました。名前の由来は、かつてこの地は「北山杉」の産地で林業が盛んだった、つまりWoody(材木の)ということなんでしょう。

京都市内から、紅葉で有名な高雄を通過する周山街道の難所、峠道に半年前に「京北トンネル」が開通したのでずいぶんと車の交通が容易となりました。



そこで、こんな色とりどりの人参を見つけました。

お目当ては「紫人参」、とても珍しい。さっそく一パック買って帰りました。



立ち寄った主たる目的は昼食・・食堂はあるのですが、天気もいいし、まだ時間が早いので、こんな「ちまき」と「よもぎ餅」、そしてお茶を買いました。

一箇所、チラシが置いてあった地元「さくら名所」に行ったのですが、少し早かったのでそこは引き上げて、常照皇寺のかなり手前にあった公民館で車を駐めてそこに咲いていた立派な桜を花見しながら、ちまきとよもぎ餅を食べました。



帰宅してから、撮影しなおした人参各種。



これは、道の駅で買った「よもぎ」です、自分で川岸などで摘んでもよかったのでしょうが、地元の農家に敬意を表して購入しました(たった100円)。



夕食ではこれらの野菜と、以前に買って半分くらい冷蔵庫に残っていたフキノトウなどを天ぷらにして、とても美味しくいただきました。

日本の春の味ですね。

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Frozen ディズニーのアニメーション映画がヒット中

2014-04-23 | もろもろの事
「アナと雪の女王」が日本での題名です。



予告編では、ほぼフルに主題歌 ”Let It Go”(邦題「ありのままで」)を放映していて、きれいな絵と音楽だなとは記憶していました。

ダブルヒロインというのでしょうか、主人公は二人の姉妹です。このポスターの女性は姉で、父国王の死後、相続して女王になります。

妹の王女アナが、ストーリーを引っ張っていきます。
神田沙也加が吹き替え担当: https://www.youtube.com/watch?v=RaUJ7Td-O5w

今回は字幕版、つまり歌やセリフは英語のヴァージョンで鑑賞したのですが、日本語版では松たか子が、雪の女王の吹き替えと歌を担当していると後で知りました。

その「松たか子」の歌声を、ディスニーJPが公式にYoutubeで公開しています。

https://www.youtube.com/watch?v=cvj3-MZO9Tw

ディズニでは、なんと25ヶ国語合成ヴァージョンを公式に公開しています:
https://www.youtube.com/watch?v=6Qk5Fc1Vdqk


よくこれだけ声の似ている歌手を各国語で揃えたものだと感心しました。

松たか子の唄う部分には、外国から多くの賛辞が寄せられているようです。日本語の柔らかでエキゾチズムの歌声に対して。

さらに、ディズニーはなんと、著作権をゆるめて世界中の人々がこの歌をカヴァーして、Youtubeにアップするのを暗黙に許容しています。

それでプロ楽団だけでなく上手なアマチュア、下手な素人、一捻りした驚きの演奏などを多くの人が楽しく発信しています。

11歳少女歌手Lexi Walkerさんのヴァージョン:
http://whats.be/9168

熊坂仁美さん(ソーシャルメディア評論・事業家)が書いている記事をリンクします:
https://note.mu/kumasaka/n/n3e466cca67a8

ビデオ投稿サイトと、ソーシャルメディアをうまく使って、グローバルに人々の興奮を演出する成功例になったと思います。


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ところで、今回の消費税のアップでこの映画館の料金はこうなっています。



一般料金は1800円、と据え置きですが、シニア料金は100円アップ(10%値上げ)の1100円となっています。

厳密に計算すると、1000円/1.05x1.08=1028.57143 ですから、1029円にするのが妥当です。つまり71円分は便乗値上げ。

(ひまで小遣いある)年寄りから集金して、若い世代への(文化的)支援ということでしょうか。
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スーパー歌舞伎Ⅱ 大阪松竹座

2014-04-22 | 伝統芸能
「空ヲ刻ム者」ー若き仏師の物語ーという題名で、市川猿之助が仏師を演じます。



道頓堀にある松竹座です。



とても評判がよく連日満員であったようです。(4月20日で千秋楽)



さて、題名の「空」はなんと読むのでしょうか。このタイトルからは、どんなストーリーなのか皆目想像がつきません。

「そら」、「くう」、「から」・・・?

実は、最後に近い場面でおこる出来事の伏線になっていました。

才能に恵まれた二世仏師十和(猿之助)と、村長の息子で官吏をめざす幼なじみ一馬(佐々木蔵之介)の数々のトラブルとそれらを乗り越える成長物語です。

仏教が貧しい農民を救えない、仏像は支配者階級のアクセサリーだと十和は考えます。仏師の父が制作した仏像を受け取りに来た役人を誤って殺害してしまうところから波瀾万丈の物語が過激に展開していきました。

途中の幕間休憩が30分あるので、入場するときに玄関前で予約しておいたうなぎ丼、相方はカニ鶏そぼろドンブリとお茶を美味しくいただきました。やや割高ですが場所代でしょう。



さて終盤、貴族の注文で出来上がった仏像を十和が厨子を開けて披露する場面で、実は仏像は入っていなくて木くずが空を舞います。「から」の仏像です。仏は信ずる人の心にある。

その後、追手たちに追われる。歌舞伎独特の戸板を使った大立ち回りがあり、セリやスッポンを使って突然人物が現れます。巨大な不動明王が動いたり、真っ赤なライトがあたり火事を表現する舞台となりました。。

一馬は出世のために野心をもつ朝廷高官の部下になっていましたが、説得により改心して十和につく。

そして二人して、ソラを飛んで悪漢退治に向かいます。

スーパー歌舞伎では、このワイヤーに吊って劇場の高い場所をふわりふわりと飛び、空中で見得を切るのが定番になっているので、観客は大喜びでした。

ああ面白かった。

共演の佐々木蔵之介さんは、京都出身の俳優(歌舞伎役者ではなく)で実家は酒造会社「佐々木酒造」です。売店にはその清酒が並んでいました。



道頓堀の適度な雑多看板が気持ちを和ませてくれました。



このグリコの大看板は老朽化したので、この夏以降に作り変えると報道されています。名物の両手をあげて走るランナーの姿は変えないようですが。
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比叡山の桜

2014-04-21 | 京都の文化(春)
京都盆地の北東、鬼門にそびえる比叡山延暦寺に行ってみました。



根本中堂があるあたりの標高は700mくらいなので、まだ寒く、桜(多分ソメイヨシノ)は一分咲き程度でした。(4月19日)



貼ってあった「さくらまつり」(萌桜会)ポスターによれば、4月26日から5月6日が祭りの期間です。



根本中堂の前には、枝垂れ桜がきれいに咲いていました。



白梅、紅梅もまだ咲いています。



大講堂と鐘楼。その前にある桜も二分咲くらいです。



少し離れた西塔(さいとう)区域にある常行堂と法華堂です。弁慶が両堂をつなぐ廊下に肩を入れて担ったとの言い伝えから、「にない堂」ともよばれています。



釈迦堂。数十人の修学旅行生が法話を聞いていました。

比叡山を琵琶湖側に下って、おごと温泉の日帰り入浴「あがりゃんせ」に行ってゆっくりリラックスしてきました。

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