朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

八坂神社より四条通りを見る

2008-12-31 | もろもろの事
2008年も今日は 大晦日です。
 日本だけでなく、世界中が大変動しました。
 改めて米国のバブル経済、金融資本主義とドル支配に驚愕した年でした。例えばあの平和で安全なイメージの北大西洋の孤島、アイスランドですら、国家経済が破綻して外貨決済が一切停止となっているそうです。防衛航空機の燃料が買えなくて急遽NATOが援助したとか。

 ボクにとっての本年も、大変化の年でした。転居して新しい仕事が始まり、日々新規な、時には珍奇な出来ごとや文化を学習し、楽しんで来ました。
 幸い経済的損失は、管理可能な範囲に収まっています。2008年夏前までマスコミ記事や評論家発言は、すべて「これからは貯蓄から投資だ」と叫んでいました。今は一転して、「現金で持て」だそうです。
 
 来年は うんとよい年になりますように祈念します。

(追記)NHK紅白を見ながら少し追加したいと思います。(9pm)
 先ほど夕方に、スーパー銭湯(変な日本語!)に行って、過年の垢をすっかり落としてきました。ついでに、体重計に乗ったところ;
 5.5kgの減量達成..2008年4月に立てた「目標値」に、あと500gでしたが。
 
 ※故郷で年越しをしています。今年は雪も降らず、暖かい年末年始になりそうです。1年前は、雪道の運転に苦労しました。(昨年、正月のブログご覧ください:2008-01-03前後)

※※紅白、最終のところ見てます。和田あき子は声の伸びがない、リズムが単調、なんで彼女がトリなの?? ジェロと、ぽにょ、氷川きよし、は大変結構。(11:45pm)
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錦市場

2008-12-31 | 京都の文化(冬)
年の瀬の錦市場は、ほんとうに賑やか。
 松竹梅入り荒神松て、玄関先に飾るのでしょうか?
 松竹梅入り榊は、仏壇でしょうね。
しめ縄、橙などの屋台も、脇の道路にはみ出して商いしていました。
 昔は、自動車にも松飾つけて走ってましたが、もう無いですね。落下すると危険だし道路を汚しますから。
 商店やホテルなどには、門松、松飾が出てますが、普通の家にはほとんど見当たらなくなりました。これも時代の変化でしょうか。



 雑煮大根、細くて茶色くて硬そう、自然の食品そのものという印象です。


 
 活もろこ白焼、1串630円。なんていうのも売っています。和風だけでなく、鴨のローストも。こちらは、少々お高いようですね。

 
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お豆腐狂言茂山千五郎家

2008-12-30 | 京都の文化(冬)
HANAGATAというグループ名で、掲題の若手狂言師5人(正邦、宗彦、茂、逸平、童司)が、新しい狂言に挑戦しています。
 12月23日に先斗町歌舞練場にて、公演がありました。
 宗彦さんは、昨年のNHK朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」に、落語家の息子役で出演していたのでご覧になった人も多いのではないでしょうか。逸平さんも最近メディアにでる機会が多いようです。
 京都のFM局アルファステーションのトーク番組で、この公演を知り行ってきました。
 昼の「木竜(もくりゅう)うるし」(木下順二作)は、樵が山中の池の底に偶然発見した漆(うるし)の天然溜まりをめぐる話。そんな風に漆が自然に溜まるものなのかしらと、話しの前提に首をひねりつつ。演技は大変な熱演で迫力一杯でした。
 あと新作「歌ほめ」、落語から原作をとっているようです。
 次の「節分」では、「ぶあく」の面を付けた鬼が出てきます。(面については、本Blog2008-12-19記事を参照)
 鬼が人間にだまされるのですが、すこしかわいそうでした。

 最後に、舞台に出演者全員がそろって、
 「つけ祝言」”たわらを重ねて 面々に たのしうなるこそめだたけれ”
 とても幸せな気持ちになりました。

 あまりに鑑賞後の感じが良かったので、当日券を購入して夜の部も鑑賞しました。
 夜公演は「縄綯(なわない)」と、逸平が作・演出・出演までこなす借金取り撃退の「かけとり」、さらに、わかぎゑふ作・出演の「わちゃわちゃ」はお色気満点の、女医をめぐる“コント”。わかぎさん(女医役)は劇団「リリパットアーミーII」を主宰。

 数枚の写真と極簡単な解説が、下記の茂山千五郎家Blogの2008-12-26記事に掲載されています。
http://www.soja.gr.jp/blog/
 切符のもぎりから、終演後のお客の見送り、ロビーでは茂山千五郎さん、七五三さんらのサイン会まであり、一家総出の暖かい、とても家庭的な公演でした。




宗彦さん、開場のときは、この様に普通の洋服姿でモギリをしていました。
 


 終演後は、袴姿で出口の外で、見送りやサイン、ファンと写真に収まっていました。
 伝統芸能も、こうやって歴史を守りつつ新しい観客の獲得と演目の更新を図っているのですね。

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お正月、おせち料理の仕込み

2008-12-29 | 京都の文化(冬)
せっかく年末に京都に居るのですから....
 そうです、錦(錦市場、四条と並行する北側の通り)に行ってみました。(左の写真はクリックで拡大)
 普段でも通行人の肩が触れあうのですが、本日はもう前に進みません。
 面白いものがいろいろと。
 迷って....とりあえず、数の子、黒豆、ゴマメ、玉子焼き、昆布巻きなどを買いました、もっと欲しかったけれど、食べ切れなさそうで。(メタボだ~)
 三木鶏卵では、奥でドンドン焼いていますが、次々と売れていきました。
 八百屋さんの「いけまさ亭」では、人参や大根、竹の子などを、いろんな形に包丁で切って売っています、干支(ウシ)や、亀、梅などの形のかわいい野菜が並べられていて、飛ぶように売れていました。




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吉例顔見世興行

2008-12-28 | 京都の文化(冬)
南座にて、「かおみせ」を観劇してきました。
 12月26日の昼の部、この日は楽日でした。
 歴史と伝統ある行事だけあって、実に格式があります。
 古い建物なので、座席は狭いですね。
 着物で来ているお客さんもかなりいました。
 歌舞伎の見物は、久しぶりでした。幕間の昼食休憩の時間は短いので、しっかり弁当を買って持参しました。「幕の内弁当」ですかね。

1.正札附根元草摺(しょうふだつきこんげん くさずり)
 曽我五郎は、愛之助
 舞鶴は、孝太郎
 ・荒事。富士山の背景に梅の吊り枝という華やかな舞台面でした。父の仇討ちに出かけようとする五郎の鎧の草摺を引いて留める舞鶴。途中から、力比べになったり、勇壮な踊りになったりと「様式美」がすばらしい舞台でした。

2.八陣守護城(はちじんしゅごの ほんじょう)
 佐藤正清(加藤清正)は、我當
 雛衣は、孝太郎
 ・清正が毒殺されるお話し、ただし簡単には死なない。琵琶湖を渡る「湖水御座船」の舞台装置が見事。途中で船が半回転して、舳先が飛び出す。まるでタイタニック号のディカプリオのようでした。もちろんこちらのほうが古いわけですが。

3.藤娘(ふじむすめ)
 坂田藤十郎です。長唄舞踊です。
 ・舞台一杯に藤の花が咲き誇ってたれ下がり、中央には松の大きな古木が。
 風雅な踊りが広がります。何度も、大木の陰にて衣替えを短時間におこなって観客に歓声をあげさせます。
 77歳だそうですが、信じられません。

4.梶原平三誉石切(かじわらへいぞう ほまれのいしきり)
 梶原は、吉衛門
 大庭三郎景親を、我當
 俣野五郎景久を、歌昇
 六郎太夫は、歌六
 娘梢は、芝雀
 ・侍など沢山の演者が舞台いっぱいに並びます。後ろには、鎌倉の鶴岡八幡宮。
 登場する人物の性格が最初からはっきりしていて、分かりやすい筋です。
 吉衛門さんの迫力はさすがと本当に感心しました。
 後半にでてくる罪人呑助(由次郎)の、愚痴を言い立てるせりふとしぐさが大変ユーモラスで上手でした。

5.ぢいさんばあさん  原作:森鴎外
 伊織は、仁左衛門
 妻るんが、玉三郎
 下鴨甚右衛門が、海老蔵
 ・せりふは現代語で、謡いと語りはなし。時代背景は江戸時代ですが、ほぼ現代劇なので新鮮な感じでした。
 短気な夫の仕事上の失敗による別離を、37年間も仕事を続けながら待っていたけなげな妻と、それを信じていた夫の純愛物語。桜の花が効果的に配置されていました。

 この秋から、日本芸能史講座で、浄瑠璃、三味線、常磐津、長唄、京舞などを習ってきたので、音楽のほうも興味深く鑑賞しました。
 文楽とは異なり、太夫さんと三味線は右手の高いところに特別席が作ってあり、そこから謡いや演奏が聞こえてきます。太夫さんの表情も豊かでこちらもすばらしい。最初の演題、草摺では舞台の上の後方に、唄の人(6人)、三味線(6丁)、笛、鼓、太鼓がずらりと並びました。

 相当に高価な観劇ではありましたが、十分に楽しみました。ああ、おもしろかった。


 
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祗園の麺や

2008-12-27 | 食べること、レストランなど
京の繁華街中心地、祗園にも庶民的な「B級グルメ」があります、当たり前ですね。
 知る人ぞ知る、、うどん/そばの店に行きました。
 色々迷って、カレー肉うどんを注文しました。この写真で、肉はカレーの下に沈んでいます。
 つーんと、香ばしくピリッとした香りが鼻を刺激していい感じでした。
 カレースープが、飛び散っておニューのセーターが汚れないように綿マフラーを胸に当てて、うどんをすすりました。(店名:おかる)

 なかなか。

 (たびたび、食べ物ネタですいませんね~~)






 なるほど祗園なので、芸舞妓さんの「うちわ」が壁面に飾ってありました。




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初雪です

2008-12-26 | 京都の文化(冬)
京都にも、今朝初雪が降りました。
 昨日の昼間に短時間でしたが、パラパラと霰も降りました。



 比叡山の木々は、霧氷が付いているように見えます。



 大文字山も白くなっています。



午前7時40分頃から、強く降ってきました。



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深川丼(東京)

2008-12-26 | 国内各地の風物
先日、所用があって東京の下町、門前仲町に行きました。
 昼時になったので、深川不動の門前町で食べることにしました。
 昔、江戸の海岸で取れた「あさり」を使った「深川丼」。みそ味で煮たあさりをご飯にかけたもの。
 多少醤油味が強い感じでしたが、なかなか美味でした。(店名:六兵衛)

 なお、深川不動院は成田山東京別院でした。ご利益があれば。。。



 テーブルにあった醤油さしが、可愛かったので。。。
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常磐津

2008-12-25 | 伝統芸能
日本芸能史の講義です。
 今回は、常磐津。講師は、常磐津 都喜蔵 (ときわづ・ときぞう)※都喜蔵の「喜」は正しくは七が三つ。三味線の実演もおこなわれました。伴奏は、常磐津都史さん。モデレータ(司会)は、田口章子教授でした。
 日本舞踊には、唄系の「長唄」と、浄瑠璃系の「常磐津」「清元」とに二分される。常磐津は、歌舞伎の劇場音楽として、所作事の伴奏音楽の性質がある。
 舞踊との結びつきは、長唄のほうが古いが、「豊後節」(享保、宝暦期)を源流として、「常磐津」が生まれ、次に「富本」が興り(現在は衰退)、その分流として「清元」が生まれた。
 豊後節は当時大変に流行したが、あまりに民衆が熱中した、また心中が流行しため幕府はこれを禁止した。流派を改名して、江戸の麹町浅草口の常盤橋あたりに住んでいた師匠が、常盤津文字太夫と名乗った。その後、「盤」の字を、破れやすい「皿」から磐石の「石」に改めたと伝えられる。
 清元は、叙情的、ムード派だそうで、踊りよりは動きや表情で見せる特徴がある。
 常磐津は、より所作事的(?)であり、調子やイキの強さが重要となる。
 歌舞伎舞踊の完成に常磐津が果たした役割は大きい。
 江戸時代、常磐津の流行は町々におよび、「何文字」と名乗る女師匠が氾濫した。式亭三馬の「浮世床」の挿画に「常磐津黒文字」との看板が描かれたり、女師匠たちの江嶋詣の錦絵などにその例が見られる。
 
 出語り「積恋雪関戸」(つもるこいゆきのせきのと)を、三味線の弾き語りで演奏された。通常、語りは太夫の役割で、三味線方は語らない。従って、大変貴重な演奏でありました。

 なお、常磐津と清元の違いは、言葉では説明できない、聞いて違いを理解するべしとのことでありました。(よって、素人的には(ほぼ)同じものとしておきましょう)

 文楽での、三味線の演奏のときもそう感じましたが、今回もこの伝統的楽器の表現の豊かさに驚きました。


(講義メモ)
 三味線演者の数え方は「丁」、語り方は「枚」。例えば、出語りで「二丁三枚」とか、大きな劇場では「三丁四枚」と表現する。
 紋は、角ばった「かくもっこ」
 見台は、俗称「たこ足」で、他の流儀と区別しやすい。
 三味線は、永禄4、5年に堺港に入って来た。琵琶法師が当初は演奏した。撥(ばち)を使う。弦楽器ではあるが、打楽器ともいえる。
 弦の内、一本は、「さわり山」から少し離れる様に調整する。この効果として、倍音が発生して音がつながり濃くなびく(ビブラート?)。
 弦を縛るのは「こより」、和紙をよって自分で作る。
 本調子、二上り、三下り。
 本調子、上調子。「上調子」は派手な感じを生み出す。転調して盛り上げる。
 「前びき」とは、幕が開く前の序奏で、三味線だけの見せ場でもある。
 隅田川の乗り合い船。にぎやかに。
 心中もの。必死で逃げる、その感じを演奏する。
 三味線での「擬音」の例:雨、雷(が落ちたあと雷神がきょろきょろするところ)
 三味線は、普通、座って弾くが、昔の版画に行進パレードで弾いている珍しい絵がある。
 今でも、新内(しんない)流しは立って弾く。
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矢田寺かぼちゃ供養(寺町)

2008-12-24 | 京都の文化(冬)
寺町三条にある矢田寺にて、かぼちゃの供養がありました。(23日)
 回向された南瓜を供え、拝観者は南瓜をさすることで中風除けなどの諸病退散を願います。また、参拝者にかぼちゃ焚きの無料接待が受けられました。
 昨今、大根焚き、南瓜焚きなど「有料」のお寺が多くなっています。矢田寺はえらい!!





中風封じとか、ぼけ防止とかは、高齢者のQOLのため本当に大切だと思うこのごろです。

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