朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

しゅんの竹の子を食べる

2009-04-30 | 食べること、レストランなど
新緑の季節、竹やぶでも新芽がどんどん伸びています。
 竹の子を食べてきました。
 自分で調理すると、アク抜きとか、結構面倒です。

名所の銘柄品はそれなりに高い。
 錦市場の「いけまさ亭」にて、薫り高い筍の木の芽あえと、竹の子焼いたん、をいただきました。
 む~、大変に季節を感じさせる料理でした。

この店は、錦の「八百屋さん」。副業で、ランチ(単品はなし)と、夕方からは、八百屋の雰囲気そのままで野菜中心のイザカヤ料理店になります。
 家族経営ですね。お兄ちゃんが店内を仕切る・酒や飲料を作る、妹さんがお運び、(多分)お母さんが調理、お父さん(還暦年代かな)が会計です。
 お客さんの人気高く満員でした。
 電話予約もありなんです。だれかがある時間の予約受け付けたのにお兄ちゃんに通ってなくて、ダブルブッキングになってしまい、大いに家庭内でもめてました。でも結果オーライのようでした、やれやれ。




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豚インフルエンザ vs 新型インフルエンザ

2009-04-29 | もろもろの事
メキシコから、変な病気が流行し始めました。
 最初のころの報道では「豚インフルエンザ」でしたが、
 気がついたら、このところ「新型」と言っています。

 「ポリティカリ・インコレクト」」(politically incorrect)な用語なんでしょうね、「豚」と形容詞を付けると。
 豚肉やハムが売れなくなる懸念がある。風評被害の恐れでしょうか。
 昔は、A香港型とかAソ連型とか名づけましたが。その伝だと、Xメキシコ型。ますますインコレクトですね。






※ 海外在住の友人のeメールで気がつきました。

※※ 文部科学省の文書をみると「ブタインフルエンザ」となっています。厚労省のwebでは「新型インフルエンザ」、外務省webでは「豚インフルエンザ」。
 日経新聞は、外信記事では「豚」、国内発は「新型」。米国の英語記事では、"swine flu"と書かれるせいでしょうね。

 厚生労働省のwebのトップには「Pendemic flu」となっていました。もうすでに、「パンデミック」なんだ。




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別所西獅子舞

2009-04-28 | 伝統芸能
日本芸能史(京都造形芸術大)の新学期です。今年のテーマは「日韓比較芸能史」。今回は、兵庫県姫路市別所町の氏神、日吉神社の秋祭りに奉納される獅子舞を鑑賞しました。
 由来などの説明講演の後、実演「神楽の舞」、ビデオ「舞の紹介」、実演「天の舞」が演じられました。
 威風堂々たる雄獅子と優しく気品のある雌獅子。二人立ち(二人が一頭の前後となって演ずる)は大変迫力がありました。
 獅子の頭は、正倉院の御物にも納められています。
 「獅子」は、古代の日本には居なかったライオンを必ずしも意味するのではなく、鹿(しし)あるいはいのししなどの獣の肉をシシと称したことからの呼称です。
 一旦廃れそうになったのですが、昭和53年に保存会を結成して舞の維持と後進の育成に努めておられます。
 2009年は10月10日と11日に、別所西の日吉神社にて開催されます。


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ビリケン、101歳

2009-04-27 | 国内各地の風物
大阪、通天閣のシンボル、ビリケンさんは米国の女性芸術家が101年前に創作して大阪新世界にあった遊園地「ルナパーク」(ずっと前に廃業)に置かれた福の神です。
 その当時の像が行方不明のため、再制作されて現在は通天閣の最上階展望室に安置されています。Billiken(左上のサムネイル、クリックで拡大)

 通天閣のある新世界では、もういたるところ店頭、店内に、各種バージョンがあふれています。百年もたっているので著作権も消滅しているのでしょう。
 (注:商標としての「ビリケン」は商標登録されており、ある企業が権利を所有しています)







 こうしたパワーのすごさ、さすが大阪です。
 関西の力。
 ビリケンさんの神通力で、関西を再生しましょう。

 ※七福神に、ビリケンさんを加えて、「八福神」というそうです。中国や韓国では「八」が縁起いいですし。
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うどん屋、アントレプレナー

2009-04-26 | 食べること、レストランなど
また、食べ物の話題です。
 京都には、伝統に裏づけされ、技術が卓越していて最高の材料を惜しみなく使う「高級な」料理屋は相当に多くあります。 [とうとうミシュランガイドが、京都大阪ガイドを今年秋に発行するそうです。出してもいいけれど、東京版のような形容詞過剰で本質的情報は不十分、読者ウケ狙いで店内インテリア写真と料理の映像が半分以上を埋める形式ではなく、...本国フランス版のように文章と記号、地図を中心として客観的に記述すること、そして星なしの特長ある店を多数掲載してほしい。店内写真、料理の写真は不要です]

 昨日は平安神宮の東側、岡崎のうどん屋に行きました。ネットのクチコミで大変評判がよいのですが、期待にそぐいませんでした。幸い、雨で天気悪く、時間も少し昼食時間をはずしたせいか、並ばずに入店できました。
 
 肉うどん、土ゴボウ入り、を食しました。いや~、おいしい。太いうどんのコシがしっかりしていて、つゆが香りよく薄味だけれどやや甘みもあり、ゴボウのだしがしっかりと引き締めていました。
 
メニューに書いてあった、店主の挨拶文によれば、数年前に脱サラして次の職業に迷ったけれど、「うどん」を選び、精進してこの店を開いた。とのこと。
 アントレプレナーですね。 店主自ら、スポーツ刈り頭でうどん茹でたり、店内気配りしていました。


 
 庖丁一本 晒にまいて 旅へでるのも 板場の修業 待ってて こいさん※ 。。。の法善寺横町の時代ではないのです。ネットクチコミで、一挙に評判を高めて人気店になれる時代となりました。味、価格、店内、スタッフ、サービス、マネジメントを他店とどれだけ差別化できるかどうかだと思います。
 ※「月の法善寺横町」(作詞十二村哲 作曲飯田景応 唄藤島桓夫)



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道頓堀の巨大看板

2009-04-25 | 国内各地の風物
もう無くなった「食いだおれ太郎」、かに道楽の「動くカニ」、ずぼらやの「ふぐ」くらいは知っていましたが、ずいぶん増えています。
 












ラスベガスのピラミッドやエッフェル塔などとは違い、なにか愛嬌がります。

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夜は短し 歩けよ乙女

2009-04-24 | 京都の文化(春)
森見登美彦原作のファンタジー小説を演劇にした公演を鑑賞してきました。
 京都が舞台なので、良く見聞きする地名や名物がふんだんに出てきます。第1幕は春で木屋町が舞台。第2幕は夏で下賀茂神社の古本市、秋は大学の学園祭(京大)、終幕は糺の森です。
 舞台で現代演劇を見るのはホントに久しぶりです。

 ハチャメチャなストーリですが、なかなか楽しいお芝居でした。
 観客の9割は若い人たちでした。

 主演女優は田中美保さん、女性誌のファッションモデル。男優は渡部豪太さん、さすがにハンサムでした。辺見えみりさんも助演で。

 「にせ電気ブラン」なるお酒が登場します。「電気ブラン」は、浅草の神谷バーの名物(戦前からの)ですが、友人の親戚の店でしてその銀座支店に数回行ったことがあります。なつかしい。






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二度付け禁止!!

2009-04-23 | 食べること、レストランなど
大阪の話題です。
 通天閣がある町の名物は「ビリケン」そして「串カツ」です。
 「新世界」という愛称で呼ばれています。

 串カツ。新世界にはこの専門店が沢山軒を並べています。御三家と呼ばれる有名店もあります。
 その一つであるジャンジャン横丁の「てんぐ」に行きました。

 土曜日で御三家はどこも沢山のお客が並んでいました。
 「てんぐ」では行列の人数は約10名で、30分くらいは待ったかな。ガラスの引き戸が通りに長く面しているので、のれんで多少の目隠しにはなっているのですが、店内がチラチラ見えます。


 
 長時間待ったせいもあり、なかなか美味しいと感じました。
 価格もとても安いです。
 串カツ(単にこう注文すると、牛肉のカツ)、どて焼き(牛スジの白味噌仕立て)、青ト(しし唐の串焼き)などは、たった105円。他のネタは、210~420円です。






 料金は大変庶民的でした。二名で数本食べて、生ビール各1杯飲んで、合計2000円少々でした。

 しっかりこの下町の情緒を楽しみました。
 ジャンジャン横丁の場所は、地下鉄駅は「動物園前」下車すぐ。
 駅前には、破綻した大阪市第三セクター「フェスティバルゲート」という巨大遊園地ビルがあり、不気味な静寂を演出していました。大阪市民の税金、数百億円をムダ使いした象徴です。
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道頓堀

2009-04-22 | 国内各地の風物
大阪名物の道頓堀を見物しました。
 KFCのシンボル、カーネルサンダースおじさんの像が、1985年に阪神球団が優勝した時に、この堀に投げ込まれました。ところが、今年2009年3月10日に、発見されて引き上げられました。24年ぶりの快挙です。これまで、阪神が優勝から見放されていたのは、サンダースさんの呪いといわれていましたが、これで呪いも解けるでしょう。
 ウォーターフロントの清浄化と再開発は世界的にブームとなっています。
 3年前に米国テキサス州サンアントニオを視察したときも、昔の運河を再開発して、賑やかな観光地になっていました。





 道頓堀でも、水が段々にきれいになり、ひどくどぶ臭い匂いはなくなりました。

 「とんぼりリバークルーズ」なる観光遊覧船も運航されています。たった20分間ですが。
 大衆食堂「くいだおれ太郎」人形は店頭から姿を消しましたが、トンボリに面するビル壁面にかかるグリコの大ネオン看板は健在です。
 遊覧船からしっかり見物することができました。


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都をどり

2009-04-21 | 京都の文化(春)
京都の春の名物は「桜」と「都をどり」でしょう。
 行ってきました。

 今年3月まで半年間、NHKで放送していた朝ドラ「だんだん」の影響でしょうか、チケット予約が大変難しかったです。歌舞練場に電話してもNG。(特別な方法である方から無事に入手しました。定価です)





 さて、当日。
 歌舞練場の特別窓口(お茶屋・芸舞妓預かりチケット専用)で無事、「特等席お茶席付き」切符を手にして、右手の建物に入場します。
 ここでは、京の名産品展示とか、芸舞妓さん作品とか、鯉の泳ぐ庭園などを見学することができます。で、2階のお茶席へ。(同伴の母が身障なので優先入場させていただきました、ありがとう)




 舞妓さんの茶釜の真横で、作法をしっかり鑑賞した。
 虎屋の饅頭をお茶菓子にして、抹茶を頂きました。お皿はお土産にもち帰ります。




 それから、劇場へ。(写真・ビデオ撮影禁止:かつては、旦那さんがご贔屓の芸舞妓さんの写真を撮るくらいは許容されていたようですが。現在は「一見さん」多数につき、全て禁止。なお開演前の劇場風景はOK)

 実に、華やかで、すばらしい。
 これも大切な伝統文化だと思いました。






「都をどり」は祗園甲部が演じます。ここは「井上流」。この家元は、京都造形芸術大学の講義で直接お話しと実技を拝見しました。
 
 ほかの花街(かがい)も舞踊を開催します。出し物の名前はや開催時期は、多少異なってます。他のおどりも見たくなりました。他のおどりのポスターは写真をご覧ください。


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