朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

驚きのうなぎ屋

2016-09-28 | 食べること、レストランなど

とある田舎の町で鰻がたべたくなり、探してこの店にたどり着きました。


昼ごはん時を過ぎていたので予約なしでしたがすんなり入店でき、すでに他のお客さんはいませんでした。

玄関を入ってすぐに、鰻の水槽があって生きていいる鰻を注文を受けてからさばくのだそうです。

老母を連れて行ったので、母は3切れのうな丼、ボクは4切れのうな重にしました。この店では、丼と重では入れ物が違うだけだとのこと。価格差は100円ですが。

注文が終わると、水槽から網で捕まええるところから実演です。(写真忘れました)

3切れと4切れでちょうど大きめの鰻、1匹に相当しました。

キッチンに見学に来るように、何度も誘われたので見に行きました。



捌いたばかりなので、頭がピクピクと動きます。



炭火の上でも頭がピクピク。

炭は、備長炭を使っています。この炭でないと灰が舞い上がって良くない。多くの鰻屋では、現在では電気やガスを熱源として、その上に半円筒形のセラミックスの器具を乗せて熱の調整をしているそうです。大将の言葉によれば、やはり備長炭で焼かねばよい香り、味がでないとか。



時々、裏返してゆっくり万遍なく焼き、



左の大きな平鍋にあるタレにつけます。2,3度タレにつけました。

このタレは、鈴鹿の伝統的な醤油屋のもろみをベースにしています。同じものは、松阪の有名なすき焼き屋の「和田金」と同じだそうです。その醤油屋の社長がこれを配達に来て鰻を食べて帰るとか。



焼きあがって、串を抜くところ。



頭と肝を先に皿に入れて渡されたので、客席に帰ってこれをつまみ始めました。昼間で車の運転があったので、ビールを飲めないことが残念。

ここで「クイズ」です。

この鰻の頭のことを、関西では、なんと呼んでいるでしょうか?  (答えは文末に)

驚いたことに、母はこの名称を思い出そうとして3分間くらい、唸っていたのですが、正解を思いだしました。ボクは、全く想像できないのでネット検索に逃避。



こちらがうな丼。



尻尾に近い部位は、無料サービス。いずれも美味しくて、久しぶりに鰻を堪能しました。

話し好きで愉快な、正直なサービスをしてくれる店主、もとは三重県津市の名店でこの技を仕込まれました。よって津が本店。

なんと、鰻の消費量日本一の市町村は、津市です。2位が大阪、3位が京都。



価格は、ごらんのとおりリーズナブルです。(店名:うなぎの いとう、伊賀市)



帰り際には見送りに出てきて、玄関わきのハーブガーデンから、バジルとクレソンをちぎってくれました。

~~

※ 鰻の頭は、半助といいます。関西ではこれも焼いて食べます。骨が多いのでゼラチンなどをほじくるといった感じですが。関東では、頭を落としてから焼きます。その場合は頭から良いだしがとれるとネットに書いてありました。

 

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秋の日暮れ

2016-09-27 | 京都の文化(秋)
彼岸の中日も過ぎ、秋の空になってきました。



昨日の夕刻に、秋の雲が並んでいました。

夕日が西山に沈みました。

うろこ雲が真っ赤になるかなと、期待したのですが・・・

夕焼けになるには、どんな条件はどうなんだろうか?

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伊賀焼陶器まつり

2016-09-25 | 国内各地の風物
伊賀市阿山町で、大展示即売会をやっています。



名物、土鍋から、





芸術作品まで。





楽器演奏も〜〜



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ドライブスルー型葬儀場

2016-09-24 | もろもろの事

ネットで流れてくる情報やコメントに、数日前こんな話題がありました。

”ついに「ドライブスルー型葬儀場」が登場へ!車に乗ったまま焼香”

長野県上田市の会社が開発したそうです。 ”・・・葬儀会場の参列者の後ろに焼香台を設置し、車が通り抜けられるスペースを確保。焼香の様子はカメラで撮影されて遺影横のスクリーンに映し出されるので、誰が参列したかも分かる。・・” 

(出典: http://irorio.jp/nagasawamaki/20150731/249212/)(2015年7月記事)

(画像はイメージ、引用:http://www.yao-enshouji.net/blog/?p=667)

参列者の中には、年配の方も今後増えるでしょうから、身体的負担が少なくて済みます。これから普及するかもしれません。

数年前にゼミ学生が、葬儀を卒論テーマにしたいと言い出しました。ボクはそれまで全く関心がなく、当然知識もありませんでした。で、その学生と一緒に文献を調べたりネットで検索したりして、いろいろと勉強し知恵を出し合いました。

そもそも葬儀はなぜ開催するのか、その歴史は古いのか、他の宗教ではどうか、仏教であってもチベットでは風葬(鳥葬)を映画で見たことがあります。

日本の仏教では、なぜ檀家という仕組みがあるのか、いつできたのか。檀家制度寺檀制度とは何か、、

墓とはなにか、なぜ墓があるのか。

お墓参りをインターネットで遠隔からおこなうことや、お墓をネット上に作る(遺骨は海などに散骨)というアイディアくらいまでは考えたことがあったのですが、さすがにドライブスルー式には考えが至りませんでした。

社会的活動から離れて長い年月が経過した故人の場合には、家族と親しい親戚くらいで静かにお送りするのが自然なのではないでしょうか。

 

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萩の寺 常林寺

2016-09-23 | 京都の文化(秋)
曇り空の下、出町柳の常林寺にいってきました。



萩の花が見頃です。



赤と白



彼岸花






芙蓉





流量が多く、亀石のあたりも水をかぶっているようです。



傾斜調節の小滝に鷺が待ち受けています。



魚が滝登りでジャンプするのを見張っています。最近、天然鮎が五条あたりまで遡上してきたと報道されました。

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台風と気象観測の進歩

2016-09-21 | もろもろの事

台風16号は当地には大きな被害もなく、昨夜遅くあっという間に、温帯低気圧になり本州の東海上に通り抜けていきました。とはいっても、集中豪雨に見舞われた地区もあり災害が発生しています。

最近は、気象庁が高性能な気象レーダーの情報を、リアルタイムで公開しています。そのデータを使用して、降雨強度をいくつかの民間会社がスマホのアプリやPCのウェブで常時画像を提供しています。

昨日18時過ぎの雨雲画面をスマホでキャプチャしました。動画に加工されているので、過去、現在と予測を知ることができます。



台風の目(中心)がどこにあるかよりも、雨風の状況が防災にはもっと重要です。

この画像を見ると、愛知県と静岡県の北の県境あたりの雨量が多いことがわかります。それ以外の地方でも日本海沿岸富山県や新潟県でも雨量が多いことがわかります。



京都市内はまだ少し雨が残っていましたが、比叡山あたり以外ではもう雨雲は通過していました。

戦後まもないころ、当時の台風観測は米軍が飛行機を飛ばして高々度からの観測や、気象庁が船を出して嵐の中、危険を犯して観測していたニュース映像を記憶しています。

その後、富士山頂上に気象レーダーを設置して気象観測をはじめました。現在では、その富士山レーダーは撤去されています。観測員を常駐させていた富士山頂上の観測所も現在では無人の気象センサーと通信リンクがあるだけ。

では、現在の気象レーダーはどう進歩したか気になったので、調べてみました。

気象庁のウェブに詳しく説明のページがありました。

引用:http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/radar/kaisetsu.html

電波を発射して、雨雲で反射して帰ってくる反射波(エコー)を受信して測定します。ドプラー原理で雨雲の移動方向と速度を決定し、電波の強さ等で降水強度を推定するとのことです。

日本全国をカバーするために、20ヶ所にこの気象レーダーを配置してあり、中央にあるコンピュータで全てのデータをつなぎ合わせて、日本全土の雨雲の動きを逐次、リアルタイムで公開しています。

こうした気象情報を適時、適切に収集していれば、逃げ遅れなどの災害は防げたのではないでしょうか。

少なくとも、地震よりは「予知」の精度が高いので積極的に活用するべきだと思いました。

~~

PS: それにしても「電波」の威力とそれを情報処理するICT技術の進歩には改めて、目を見張ります。


 

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台風16号

2016-09-20 | 京都の文化(秋)
紀伊半島和歌山県に本日午前中に上陸した台風、京都の風雨はほぼ収まってきたようです。15:30現在。



疎水分線に雨水と湧水が流入しています。普段はチョロですが。



高野川の流れは川幅いっぱいとなっていますが、河川敷の両岸にある遊歩道は水をかぶってはいません。今後、上流の増水があるかもしれませんが、昨夜の雨量は大量ではないと思います。



この小川は増水しています。



通勤に長靴が無かったので、ハイキングシューズを履いて行きました。

10:30に全学休講になりました。
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「人類は麺類」

2016-09-19 | 国内各地の風物

昨日の続きです。

インスタントラーメン発明家のおじさん、即席麺は大きく成功して、社長さんになっています。

インスタント麺を日本だけでなく、外国にも販売を広げていこうと考えます。

子供のときにラーメンおじさんの実験小屋に出入りしていた秋子は、理系の大学生になっています。研究室の先輩が地元の食品会社に就職し、それがそのラーメン会社。その縁で夏子は社長に再会し、新型インスタントラーメンの開発に参加します。

この辺は完全にフィクションでしょうが、大学の研究室でそれらしき化学実験の器具が並んでいます。ビーカーで、昆布だしを味わう場面も。

物干し場につるされた「てるてる坊主」、お母さんの名前は照子。冬子は「ベーカリーてるてる家族」を開店する前夜、父と談話する場面。(画像は全てNHK BSプレミアム 2016-09-19放送より)

先日見学したインスタントラーメン発明記念館とほぼおなじものが、横浜にあるそうです。

「カップヌードルミュージアム」 http://www.cupnoodles-museum.jp/

 

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インスタントラーメン発明記念館

2016-09-18 | 国内各地の風物

今年4月から、NHK-BS2で朝ドラ「てるてる家族」(2003年下期)の再放送を毎日(日曜日以外)やっています。

戦中から戦後復興期、そして高度経済成長期の大阪府池田市が主な舞台で、パン屋の4姉妹がそれぞれ成長して巣立っていく物語です。二女の夏子(モデルはいしだあゆみ)の「ブルーライト横浜」のヒット曲誕生・紅白初出場が実現して、ドラマは終盤です。宝塚歌劇団の学校も舞台になり四女が合格して入学しますが、劇団には入らずパン屋を継ぎます。

池田市の現在の名所は、ここ、インスタントラーメン発明記念館です。

ドラマ「てるてる家族」に度々登場する町の発明家おじさん、実は日清食品創業者の安藤百福氏が、この即席麺を発明して大成功しました。

阪急電車梅田駅から宝塚線に乗り、20分くらいで到着します。

 

夏休み期間に訪問したので、雨の日にもかかわらず親子連れや学校、子供会などの団体で一杯でした。

当時の安藤さん実験小屋が再現されています。

チキンラーメンの発明の元になった油で麺を揚げた大鍋。こんなマニアックな場所にも中国語やタイ語が飛び交っていました。この写真のおじさんも中国語。

 

当時のテレビコマーシャルが白黒で放映されています。 見学者は渡されたクイズラリーに夢中で問題とヒントを読んで答えを探していました。

 

いろいろな体験型の展示をしています。この辺が、多くの博物館とは大きく異る点です。

自分だけのカップラーメンをつくることができます。

まずは、カップの外装にサインペンを使って絵や文字を書き加えていきます。

次には、麺に加えるものを各種具材の中から選び、係の人に入れてもらいます。

 

その後、シールで密封。

完成したマイカップヌードルは特製の透明バッグに入れて肩にかけてお持ち帰ります。

食度では、発売中のカップヌードルやインスタントラーメンが安価に楽しめますが、長い行列ができていました。

JAXAによって、宇宙食にも選ばれて野口宇宙飛行士がスペースシャトルで食べたそうです。

大発明は、チキンラーメン(いわゆる袋麺)にとどまらず、カップ麺に展開していきました。

外国に販路を広げるにあたって、特に米国では丼やおワンがなく、箸もない家庭や職場がほとんどなので、カップとフォークをつけることを工夫します。

そのカップの素材は、鮮魚のトロ箱にヒントを得て、発泡ポリエチレン製にたどり着きました。最初はコーヒーなどの紙コップで試したのですが、熱湯を入れると熱くてもてません。現在はエコ回帰で、断熱性の厚手の紙になっています。

カップに入れる麺の製造工程にもおおきな工夫があって、製品のカップの中間に麺の塊が浮いていて、入れたお湯の循環が良いようになっています。

味付け、麺の種類など、国内では各地方ごとにことなる商品が造られています。

外国向けではさらに多種多様だそうです。

カップラーメンカップの上に立つ安藤百福氏。故郷、池田市の観光にも大いに貢献しています。

 

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高尾山

2016-09-17 | 国内各地の風物
NHKテレビで、ブラタモリ。



10年近く前まで、京王電車の沿線に住んでいたので、ほぼ毎週末山歩きに行きました。



懐かしいです (^_^)
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