遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

癒やしの時間

2016-10-25 11:57:53 | 行ってきました


クラス会2日目のこと。Ȳ君の配慮で近江八幡水郷めぐりが観光コースに組み入れられていた。ここは以前2度ほど船に乗ったことがあったが、のんびりとした風情があって中高年にはもってこいの印象があった。

手漕ぎの櫓船で、船頭さんも我々と同じか、少し年配の人だった。あんまり営業熱心ではなさそうで多少の自慢話は入るが、まあご愛嬌という範囲だ。前に乗ったときには付近の地勢やら歴史、ヨシ、アシの区分などきちんとしたマニュアルに沿った説明がされたが、今回は何やら老人会の片手間仕事みたいな雰囲気で、のんびりとしていた。

以前乗船したのはもう少し賑やかな、商売熱心なところからのような記憶がある。
しかし環境は同じで、水深の浅い(1~1,5m)葦原と水路を手漕ぎの屋形船でゆったりと進む。池波正太郎の剣客商売の若嫁おはるが秋山小兵衛を載せて船で出掛けるシーンにピッタリの情景である。

屋形船は8人乗りで、我々は二手に分かれて乗船。乗り場で拝借した綿入れの「でんちこ」を羽織って、葦原を進む。
ミズヤナギ?と言ったか、大きな木が岸辺に生えているのだが、水はすぐ足元にあるので根が延びずに倒れやすく、実際倒れている現場を通る。また「えり」という琵琶湖の定置網漁法があるが、その脇に船を乗り越えさせて船底の汚れを落とす船越というウキみたいなものがあり、そんなものも見学できた。

微風であったがそれほど寒くなく、岸辺では釣りを楽しむ人もいた。直ぐ側に大きな鳥が羽を休めていた。アオサギである、青灰色と白で、飛ぶときは1mあまり羽を広げる。そんなものなぞを材料に他愛もない会話が弾み本当にリラックスできた。

のんびりゆったりした最高の癒やし時間だった。

   水郷を進む遊覧船
   アオサギ
   2隻で遊覧

最新の画像もっと見る

コメントを投稿