遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

友集う

2016-10-24 23:21:19 | 友人・知人


 
先週の半ば、滋賀長浜で大学時代のクラス会をやった。昨年急逝した友人の「偲ぶ会」を東京両国で行った際、出席した有志からきちんとしたクラス会を久しぶりにやろうという話になり、日本の真ん中・名古屋にいる私とȲ君が幹事を引き受けた。

21人の同級生の内出席は15名、これが多いのか少ないのか不明ではあるが、久しぶりに顔を合わせたメンバーは皆元気で、老け込んだ様子はなかった。もっと大きな大学で大勢のクラスメイトがいる学科を卒業したら、こんなに緊密な間柄にはならなかっただろう。もっとも同窓会の常で、会ってものの15分も話をしていれば、すっかり昔に戻ってしまい、容貌などは関係なくなってしまう。

しかしまあ、酒の量は激減した。50年以上経っているので当たり前であるが、昔のコンパでの酒の量とは段違いである。酒をほとんど飲まなくなった方もいる。

出席者それぞれから近況報告を受けたが、さすが最高学府を卒業した強者ぞろいで、大部分勤めを終えた人が多いにも拘らず、人前で話をすることに違和感がない。その内容も、趣味、社会貢献、スポーツ、など幅広く、仲々の余生を送っている。「友が皆われより偉く見ゆる日よ・・・。」の心境である。

そんなことは小さいことで、酒を酌み交わし、話を聞いたり話したりしていれば、何故か心地よい。我々の特長としては、あんまり過去の思い出話に偏重した話題にはならない。不思議なもので70年の歲月の中でわずか4年一緒に過ごしただけなのに、一生の友人なのである。これが青春ということなのだろうか。宴は中々お開きにならず4時間近く続いた。


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