遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

南米旅行ー移動・滝巡り

2017-07-30 06:09:02 | 行ってきました

早朝のロッジ出発

カナイマ空港出発

ルエバ空港(軍用空港)

草原を行く

カナイマ空港は殆どセスナの発着である。朝10時位にテイクオフ。昨日までのパイロットと交代したのはその兄弟(弟か兄かわからないが確かに似ている)だという。グランサバナへとセスナで向かうが、少し高度を上げると雲に囲まれ視界が閉ざされる。カーナビくらいの計器の他は大した計器も積んでないのでほとんど有視界飛行だ。窓の外を流れ行く雲に不安が増す。

1時間半ほどのフライトの後降り立ったのはルエバ空港。軍用にも使っているらしく、大型のヘリがちょうど降りてきた。ガイドのフランキーと握手。見渡す限り広がるサバンナの中の一本道を車は進む。

途中のドライブインでトイレ休憩し、すぐ近くのカマの滝停車。イグアスの滝、エンゼルフォールを見た身としてはそれほどの興味はないが、一応下車して見てみる。落差80mほどの立派な滝だ。


ドライブイン

カマの滝

昼食レストラン

途中先住民ので昼食を摂った。メニューも原住民並みである。ローストチキン、アボガド・レタス、長粒米、焼きバナナ。結構美味しいのだが、ガイドのフランキーが美味しそうに赤っぽいソースを掛けている。聞いてみると白蟻、タロイモの醤油、唐辛子などで作っているとのこと。試しにかけてみると酸味が効いてなかなか美味しい。

レストランのウエイトレスがニコニコしてテーブルに来て、私がひいおじいさんにそっくりだという。カテリというタロイモから作った酒を皆にご馳走してくれた。


昼食の一皿

地ビール

クマチェ(ソース)

皿の右はカテリ(タロイモのお酒)

ボリヴァル記念館の横にある建物

楽しく昼食を終え、お土産屋さんをひやかした後再び車に乗り出発。道端にもノチェコの滝という滑滝があり、名前だけ聞いて通り過ぎる。

次に立ち寄ったのはハスペの滝。階段を登り水平道を少し歩いたら、粘土と木柵の道を下り、森の中の石畳を踏んで、滝に進む。この滝は石英でできており、赤い模様の川床の浅い川を水が流れる。水が多く川はいつもより水量が多いそうだ。


ハスペの滝

滝横の展望ベンチ

川床の赤い石英

石畳の道

木柵と粘土道

入り口の階段

ハスペの滝から小1時間ほど走りサンタエレナの町に到着。車や人が多い。GSに車が行列をしている。石油が安いのでブラジルからヴェネズエラに給油に来ている車だそうだ。フランキーは顔見知りらしく、行列とは関係なしに給油してもらっている。

今日中に国境検問所で手続きを済ませようと双方の検問所に向かうが、ブラジル側の検問所はあいにく停電になって、手続きできず明日になった。

市内から少し外れた丘の上にあるカンパメンタ・ヤコー・ロッジへ向かう。サンタエレナ市に視察に来た大手旅行会社の係が2軒だけ合格点を出したというホテルだが、此処に登ってくる道はぬかるみと工事中で4WD(ランクル)出ないと乗り切れない道だ。但し敷地は芝生で覆われ瀟洒なバンガローである。

夕食は長粒米、温野菜(ブロッコリー、カリフラワー、人参)ビーフシチュー、レモンムースのデザート付きと中々豪華。カウンターに車椅子で座っていたおじいさんが、TVのNHKでギアナ高地特集をやるよと教えてくれる。長い移動日だったが久しぶりに日本語のTVを見て一日を終えた。


草原は続く

ロッジ

朝食


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