遅いことは猫でもやる

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地球の裏側探訪記(9)氷河クルーズ

2017-02-17 15:10:29 | 行ってきました
          林の中を歩く
          中洲の上を船着き場へと
          船が間近に
          やっと到着

パイネ2日目はホテル対岸から船が出る氷河クルーズ。
朝8:10分迎えの車に乗る。近くのキャンプ場で降り、川を渡り林の中を中洲へと向かう。人工の中洲だそうだが、砂利で少し歩きにくい。それでも15分ほどで船着き場へ着き乗船。ウエルカムドリンクを口にし、救命胴着を付け出発。かなり大きな流れ氷山脇を通りグレイ湖左岸を遡る。よく見ると氷山の色は、水色、青、紺と濃淡を見せて水上に浮かぶ。氷河近くのロッジ前に接岸、数人を乗り降りさせる。近くではこの風と寒さの中カヌーに興じる人が5,6人。彼等の冒険心は何かチャレンジ精神が我々とは違うようだ。

          随分大きな氷が近くに
          小さなものも点々と漂う
          船上は結構風がある
          パイネグランデ上部は雲の中

氷河の先端からすぐのところに大きな塊が浮いている。真ん中に穴が開いていて青く光っている。本庄くんの話ではここは何回か来ているが一度も崩壊を見たことがないという。流れるスピードの遅い氷河なのだろう。時折雲の間から陽が出て氷がキラキラと煌く。割れ目の紺色がきれいだ。船上では流れてきた破片を網ですくい上げ、船上で砕いてピスコサワーのオンザロックを作っている。一口飲んでみたが結構イケる。船の中は温かいが、デッキは氷河の風が冷たい。

          大きな氷河が近づいてきた

          氷河最奥部
          デッキのでは採取した氷でオンザロックを作る
          もっとも氷河に近づいた

9:00頃出発し3時間のクルーズを終え船着き場に戻る。再び中洲の砂利道を戻り、林の中を歩き、吊橋を渡りキャンプ地に到着。雲が結構厚く日差しがあまりない。それでもホテルに戻ったのは12:00少し過ぎであった。

          無事船着き場へ帰還
          中洲の上を歩く
          再び林の中を
          吊橋を渡り
          スタートのキャンプ地へ戻ってきた

ホテルレストランで昼食。美味しかったので、昨日と同じワインを注文したら品切れだという。お薦めを飲んだらたしかに美味しかったが、少々お高かった。ここのウエイターは商売上手である。酒を酌み交わしながら次第にガイドの本庄遼馬君と打ち解けてくる。部屋に戻って一眠り。テニス全豪オープンTV観戦。フェデラー勝ち進む。パイネの山々の雲も少し取れてくる。

夕食は食欲があまりないのでアルコールもピスコサワーのみ
サーモン・小柱のサラダ
エビのリゾット
デザートはチーズケーキ

明日朝が早いので、チェックアウトを今日中に済ませてほしいとのことだったが、肝心の会計が遅い。言うことはいってくるのだがやることはやってない。いかにもラテンの国である。全く悪気はない。

空が綺麗に晴れ、青空に虹がかかっていた。

          空もグレイだった
          レストランで昼食
          夕食の一皿
          デザート
           遥かに本日行った氷河を望む
          夕方に虹がかかった