遅いことは猫でもやる

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地球の裏側探訪記(6) 最果てのリゾート

2017-02-14 14:08:20 | 行ってきました
             アルゼンチンの国内航空はほとんど地上からの乗り降りだった
               こんな最果ての土地にもロータリークラブの標しが
               アルへンチーナ湖が見えてきた
               ホテル前のレストラン

イグアスの滝から帰った日の翌日は、午前3:50分起床、6:00ホテル発でカラファテ行きの強行日程。イグアス行きと同じ国内向け空港だが、朝早いので30分足らずで到着。ラプラタ川は対岸が見えないほど広大で水も濁っていた。

一昨日とは違い、チェックインの行列は短い。売店で朝食代わりに生ハムのホットドッグを求め、水で流し込むが少々塩辛い。水ともどもで10$はこちらの物価を勘案するとちと高い。ゆっくりと8:05発のフライトを待つ。飛行機は相変わらず満席。目的地に近づくにつれ眼下に湖が点在する。荒れ地に緑の水。

カラファテ空港にガイドの本庄くん出迎え。素朴で無口な青年である。空港からミニバス。荒涼とした平原の中、アルヘンティーノ湖が青白色に光る。町の入口のゲートをくぐればカラファテの街、今晩の宿POSTA SURに間もなく到着。こじんまりした可愛らしい宿である。ホテルというより民宿と言った体。

              POSTA SUR
              廊下
              客室
              入口・ロビー
              フロント 手続きをする本庄君
              2階への階段。

カラファテはパタゴニアの玄関口。パイネやフィッツロイへの中継点でもある。人口は8000くらいだそうだが、シーズンオフには1/10に激減するらしい。

本日はこの移動だけなので、昼食を取りに街へ繰り出す。夏休みのシーズンとあって結構賑わっていた。途中のキャンプサイトも沢山のテントが張ってある。バックパッカーにとってはパタゴニアは最後の聖地だそうな。イタリー料理店で昼食。メニューも言葉もわからないので四苦八苦。それでもビールと皿料理を頼んでなんとかOK。食後街をぶらつくが、リゾート地とあって軽井沢並みの混雑。宿に帰って一眠り、窓の外では雨音がしてきた。雲が低く垂れ込め地の果ての様相がますます濃い。雨に打たれながら旅人が二人遠くを歩いてゆく。

うら寂しい風景はそれくらいで、夕方にかけ雲が飛び、夕焼けになってきた。昼が遅かったので我々はビール「パタゴニア」を飲んで夕食の代わりとする。

                 街は結構きれいである
               夜遅く晴れてきた