遅いことは猫でもやる

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他生の縁

2016-11-16 01:46:44 | 雑感
    

暴言王トランプが次期アメリカ大統領に選ばれたが、イギリスのEU離脱投票の時以上に反発がまだやまない。ニューヨークに行った際、トランプタワーの前を市内観光バスに乗って通ったのと、彼のゴルフ場でランチを頂いたぐらいで、トランプとの関わりは全くないが、もう一人の暴言王とは少しだけ接点がある。

ロータリークラブ時代、刈谷RCとダバオRCが姉妹提携をしていた。刈谷RCは10年間にわたりデング熱を媒介する蚊を遠ざけるため、防虫効果のあるニームツリーの植樹を支援してきた。毎年50万円~10万円ほどあったが、10年目ということで、手引をしてくれた貿易商の案内で、ダバオを訪問した。現地では、ニームツリーのそばに看板が立ててあり、刈谷との友好の証であると記され、立派な街路樹や公園木に育っていた。

私は2003年と2004年に訪問したのでが、現地のRCメンバーの大歓迎を受け、名誉市民証を頂いた。最近の報道で、もうひとりの暴言王、フィリピンのドゥテルテ大統領がその当時、ダバオの市長をしていると聞き、残っていた証を調べてみたら、確かに彼の名前とサインがある。ほんの少しであるが彼との接点があったのだ。

当時市庁舎に招かれ、訪問団員一人ひとりに手渡されたのだが、それが彼だったかどうかは記憶にない。しかしそれほど鮮烈な印象が残っていないのを考えると、授与したのは代理だったかもしれない。まだダバオの治安はそれほど改善していたとは思えなかった。いずれにしても歴史に残る人間とのかすかなつながりがあったと言うだけでも楽しい。