出発点 桜平の案内図
ジムニーを購入したのは、4年ほど前に硫黄岳登山道の入口、桜平へクラウンで訪れた際、未舗装の林道の凸凹がひどく、車の腹を擦ってしまったのがきっかけである。ところが、購入してから3年目を迎えた今日まで桜平へは一度も行っていない。最近山歩きに勤しんでいる長男が遊びに来た折に、桜平から夏沢峠まで行くことにした。
好天の土曜日、愛車を駆って林道に入ると次第に凸凹がひどくなり、サスペンションの硬いジムニーは忠実にそれに反応する。学生時代地質調査で山道に慣れているはずの長男の運転で、慎重に進むが、前後より左右にローリングがひどい。この道をクラウンで来たのか、とかっての自分の無謀さに呆れる。しかしジムニーは軽ながら車高は高く、馬力も十分である。腹を擦ることも、前後のバンバーなどが当たることもない。本当にこの程度の道には最適の車である。林道を進むこと30分、桜平の駐車場に到着。すでに4~50台の車が駐車してあるが、そこは軽のジムニー、ちいさなスペースを見つけて駐車OK。ここまででジムニーの性能テストは極めて好成績で終了。新緑の峠を目指して進む。
オーレン小屋
夏沢峠からの展望
ヒュッテ夏沢(右)山彦荘(左) 背景は硫黄岳爆裂火口
さわやかな微風の中出発。沢沿いに夏沢鉱泉、オーレン小屋へと進む。遠くにぼんやり見えるのは北アルプスか。雪に山頂が輝いている。小屋に近づくにつれ、雪が少しずつ道にも現れ、のんびり登る我々のペースは、コースガイドの時間の1、5倍にもなった。
夏沢鉱泉小屋は水力、太陽光、風力と3ッツの電源で発電、オーレン小屋も小規模水力発電を沢筋で行っている。前政権の当時の援助で行い始めたのだろう。蓼科山系は水が豊富である。
オーレン小屋からは雪が多くなり、よく踏まれている道は、記憶していたよりはるかに緩やかな傾斜で夏沢峠に到着。硫黄岳の爆裂火口を仰ぎ見ながら、昼食。今回は急傾斜を警戒して山コーヒーの準備をしてこなかったが、長男が持ってきたコンロで味噌汁、紅茶を喫す。暖かいものはお腹に優しい。お昼を過ぎたので、店じまいをして帰途についた。このような天候ならば、小満の頃の山は最高である。今回は女性の登山者が殊の外多かった印象である。
オーレン小屋から上のロープにかけられている注意書きが笑える
ジムニーを購入したのは、4年ほど前に硫黄岳登山道の入口、桜平へクラウンで訪れた際、未舗装の林道の凸凹がひどく、車の腹を擦ってしまったのがきっかけである。ところが、購入してから3年目を迎えた今日まで桜平へは一度も行っていない。最近山歩きに勤しんでいる長男が遊びに来た折に、桜平から夏沢峠まで行くことにした。
好天の土曜日、愛車を駆って林道に入ると次第に凸凹がひどくなり、サスペンションの硬いジムニーは忠実にそれに反応する。学生時代地質調査で山道に慣れているはずの長男の運転で、慎重に進むが、前後より左右にローリングがひどい。この道をクラウンで来たのか、とかっての自分の無謀さに呆れる。しかしジムニーは軽ながら車高は高く、馬力も十分である。腹を擦ることも、前後のバンバーなどが当たることもない。本当にこの程度の道には最適の車である。林道を進むこと30分、桜平の駐車場に到着。すでに4~50台の車が駐車してあるが、そこは軽のジムニー、ちいさなスペースを見つけて駐車OK。ここまででジムニーの性能テストは極めて好成績で終了。新緑の峠を目指して進む。
オーレン小屋
夏沢峠からの展望
ヒュッテ夏沢(右)山彦荘(左) 背景は硫黄岳爆裂火口
さわやかな微風の中出発。沢沿いに夏沢鉱泉、オーレン小屋へと進む。遠くにぼんやり見えるのは北アルプスか。雪に山頂が輝いている。小屋に近づくにつれ、雪が少しずつ道にも現れ、のんびり登る我々のペースは、コースガイドの時間の1、5倍にもなった。
夏沢鉱泉小屋は水力、太陽光、風力と3ッツの電源で発電、オーレン小屋も小規模水力発電を沢筋で行っている。前政権の当時の援助で行い始めたのだろう。蓼科山系は水が豊富である。
オーレン小屋からは雪が多くなり、よく踏まれている道は、記憶していたよりはるかに緩やかな傾斜で夏沢峠に到着。硫黄岳の爆裂火口を仰ぎ見ながら、昼食。今回は急傾斜を警戒して山コーヒーの準備をしてこなかったが、長男が持ってきたコンロで味噌汁、紅茶を喫す。暖かいものはお腹に優しい。お昼を過ぎたので、店じまいをして帰途についた。このような天候ならば、小満の頃の山は最高である。今回は女性の登山者が殊の外多かった印象である。
オーレン小屋から上のロープにかけられている注意書きが笑える