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トルコの二日目は長いドライブ(約700km)の一日だった。
8:30ホテル発。小麦畑のの平野をコンヤに向かって走る。車中一眠りしたところでドライブインに入る。ヨーグルトにケシ、はちみつをかけたここの名物らしい。5TL。ヨーグルトが濃い。ここは日本ツアーがよく立ち寄るところらしく、日本語で売り込みがある。またテーブルの上には日本地図が敷いてある。日本との親密さが伺える。
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ケシの花と実
アクシェヒル湖を、すぎたあたりからイスラム教の親鸞とも言うべきメブラーナ様の講義を受けながら進む。途中道の両側にケシ畑が現れる。ドライバーのユノオさんが車を止め、白い花とゴルフボールの倍ほどある実を取ってきてくれる。ヘロインの原料となる植物(種類が違う?)ではないだろうか。
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さくらんぼを洗ってもらい食す
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コーヒー占い
途中、さくらんぼ畑でさくらんぼを買う。500gで15TLユノスさんは2kgを3つも買い、家へのおみやげとする。ものすごい量だ。スケールが違う。それでも彼は量りの調整が悪いのを指摘し、測りなおしをさせ、少し追加をさせる。こんなことは日本では考えられない。近くのドライブインに寄り、洗ってもらい食す。アメリカンチェリーのように、色が濃い種類だ。ここでユノスさんにごちそうになったトルココーヒーで占いをしてもらう。飲み終えたカップをソーサーの上に伏せ、滴った後の図柄が、ラクダ、魚、山、鳥などであるかどうかを読み取る。二人とも吉報だそうだ。尤も悪いことをお客には言わないだろう。
このドライブインのあたりには、牛に逆さまに乗ったホジャさんの像があちこちに立っている。ホジャ師はトルコの一休さんといわれ、へそ曲がりだったらしい。
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メブラーナのモスク
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内庭に咲くバラ
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信者の家族の墓
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モスク内の部屋の中の宗教指導者
長い行程を走りコンヤの街につく。メブラーナ様(何故かガイドのセナムさんはこの人の名前には様を付ける)のモスクがあるこの街はイスラムが厳しいそうだ。
昼のアルコールはダメだし、女性はスカーフを巻いている。メブラーナのモスクは明るく、バラが咲き乱れる庭に囲まれている。モスク内は靴にカバーをして上がり、写真撮影禁止。モスクの中は青と緑(意味のある色彩だそうだ)で彩られ、数々の遺品=食器、衣服、絨毯、コーラン、が飾られている。信仰の深さを感じる。当代随一の哲学者は弟子・家族とモスク内に眠る。
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隊商宿遠景
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隊商宿入り口
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内部を覗く
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隊員が休む石室
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ラクダの部屋
コンヤは新しいアパートメントの建設ラッシュ。工場も新しい物が多い。人口300万の都会は、発展を続けている。
そこから更に走り、シルクロードのスタートとなった隊商宿へ。シルクロードにはこんな施設が、一定の場所に設けられていて、利用料は取らなかったそうだ。ただ、土地の代官へは挨拶に伺ったらしい。まるで砦のような作りで、石室、テラス、礼拝所、ラクダの小屋などかなり立派である。礼拝所は2階、見張所は屋上にある。疲れているので屋上に上がる細い壊れかかった階段が危なっかしく感じられた。
夕日が傾いてきて、キャラバンの雰囲気が出てきたが、そこからさらに2時間走ってカッパドキアへ。本日は12時間700km近く走って、pm8:00ホテルMUSTAFA着。ラクダのキャラバンの20倍くらい移動したのだろうか。
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