遅いことは猫でもやる

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土筆の放列

2011-03-30 15:37:58 | 雑感

春がきたなあとしっかり確認できるのは、なんといっても土筆を見たときだ。

彼岸過ぎの田圃の畦道や土手に、そこここに頭を出している土筆を発見すると、
毎年「今年も春がきたなあ、もうすぐ桜か」と実感する。

勢い良く天を指し、少し愛嬌のある姿で、緑の雑草や、まだ枯れたままの草の中からすっくと立ち上がっている。
ほろ苦さの残る味も捨てがたい。


まだ少し肌寒い風に吹かれながら、孫と土筆摘みに田んぼに行った。
「あったー」「こっちにもあるよー」と大きな声で大はしゃぎだ。
東京で育っている彼女等には興奮する出来事なのだろう。

ただすぐ傍で、農作業で農薬を撒いている。この頃の薬は透明だ。噴霧器の音も小さい。
この飛沫を浴びたやつは、残念ながら子供の食用には少しあぶないか。美味しい卵とじ料理を味あわせてやろうという目論見は外れた。

その後、近くのスーパーに嫁が子供連れで買い物に行ってきたがその帰りドッサ
リ土筆を摘んできた。聞けば道端にやたらに生えているそうだ。私も見に行ったらな
るほど大行列だ。先程まで目を一杯見開いて探していたが、これならあっという間に効率良く摘める。

ただ、自動車の排気ガスを目一杯吸っている、この場所のはどうだろうか。まだ福島県産の野菜のほうが安全だと思うが。