遅いことは猫でもやる

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旅日記 イギリス コッツウオルズ 郊外の癒しの田舎

2010-10-17 16:46:22 | 行ってきました
7/13 (火)曇り時々小雨 ロンドン郊外コッツウォルズへの一日旅行  のんび
りしたイギリスの田舎へ



朝7:30小雨の中、一昨日下見しておいた、ビクトリア駅のミュー営業所へ行く。
営業所の前には6人ほどの日本人がいたが、行く先は違うらしい。まもなく、別
の2+2人がきて一緒に近くのバスターミナルへ。ズラリ並んだバスの発着場に人
人人。総勢40人ほどのツアー。日本人は6人だけ。日本語が話せる英国人ガイ
ドのすぐ後ろと横に6人がかたまり出発。8:00集合、8:30出発だが、こ
の30分が長い。

このガイドはなかなか詳しく、英語の案内の後、日本語で丁寧に説明してくれる。
ただしキチンと聞いていて頷かないと機嫌が悪くなる。眠ってはおれない。



コッツウオルズは「羊小屋のある丘」の意味。18世紀は羊毛が主な輸出品で、
ここらあたりは富裕な土地だった。

イギリスは日本と同じ人は右、車は左であるが、これは馬車の御者が持つムチが
右手だったことによる。大陸ではなぜかナポレオンが右側通行にしたのだという。
またここらあたりは、鬱蒼とした森であったが、スペインの無敵艦隊を破ったの
が16世紀半ば(1570)であるが、船を作るため、大量の樫の木が要ったの
で刈り採ったらしい。



バーフォードで最初の休憩。小さな教会と墓地、集落、商店が並ぶ。石をおいた
屋根、石レンガ作りの素朴な家が並ぶ。さしずめ木曽路の妻籠、馬籠の英国版と
いったところか。小雨の中を散歩教会も素朴なつくりだ。ステンドグラスも色が
淡く、緑を基調としている。フォード(ford)は渡し場所らしい。オックス
フォードは牛を渡す場所だ。チェスターは都市を囲む壁の意味。


スワンホテル入り口


バイブリー(ウイリアム・モリスが住んでいた村)で昼飯。レストランのあるス
ワンホテルを取り巻く環境も小川が流れ、アヒルや鴨が遊び、小さな家が点在す
る牧歌的な場所だ。

メニューは大きなマスのムニエル、ポテト、野菜サラダ。またはチーズリゾット。
デザートはアイスクリームと焼きリンゴ、焼きナシ、焼き桃、の付け合せ。結構
美味しかった。


ベニスと言うには水量が少ない

次はボートン・オンザ・ウオーター。イギリスのベニスと言われた村だ。
穏やかな、お伽話に出てきそうな小さな村。サラサラと小川が流れ、鴨が遊ぶ。
石の橋がかかり、畔には大きな木が茂り、小さな家々が並ぶ。絵本に出てきそう
な光景だ。


シェイクスピアの生家

ニュープレイス

そこでのアフタヌーンティ

ストラットフォードの街並み

この後緩やかに起伏が続く麦畑と、羊、牛、馬が放牧してある土地を通り、シェ
イクスピアーの生誕地ストラットフォードへ。
ここは右を向いても左を向いても、シェイクスピアー一本の街だ。生誕地、学校、
晩年住んだ家に人が群れる。New Placeと言われる、彼が住んだ晩年の
別宅で、アフタヌーン・ティー(と言ってもケーキとシードル)の休憩。言って
みればはとバスで鎌倉、江ノ島あたりに行く感覚か。



しかし英国の田舎を満喫できた。6:30頃ロンドン着。家内の調子が良くない。
風邪気味である。ホテル近くのトルコ・レストランで夕食。白ワイン一本、セッ
トメニュー、で£14美味しかった。満腹。