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ゆかたコレクション 紫陽花

ゆかたの季節となりました。
今日ご紹介するのは、いずれも注染(ちゅうせん)技法を使った東京本染ゆかたです。注染は染料が裏側までしっかりと通っているため柄がくっきり現れるのが特長です。
左側の大胆な紫陽花は堀井製。ストライプの帯をコーディネイトし大柄を引き締めています。
一方、右側の小ぶりな紫陽花は竺仙製。パステルカラーの帯でかわいくまとめていました。
さて、あなたのお好みはどっち?

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宮脇売扇庵

京都の老舗宮脇売扇庵で扇子を買いました。
「ちょっと高いんじゃないかな?」「でも、京都で一番の老舗扇子屋だからそんなもんかな?」と色々と思いをめぐらして買った表千家仕様の茶道用扇子です。

お稽古のときに「その扇子いくらしたの?」と先生にたずねられ「3,150円でした。」と少々自慢げに答えると、「それは高すぎる!茶道具屋ならもっと値打ちなものがあります!」と一蹴され、ちょっとショックでした。
この店でも茶道扇子の品揃えが少なかったですが、茶道具屋には種類も豊富で、しかも値頃品もあるそうです。

そういえば、東京日本橋の老舗扇子店「伊場仙」では表千家仕様の扇子は一本も売っていませんでした。
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和菓子 復刻版


▲復元されたお菓子
京都の老舗呉服問屋千切屋の新作発表会が今年で100回を迎えました。
この新作陳列会は明治期に業界のトップを切って開催された由緒ある展示会です。
そして100回を記念して、第1回目に来客に出されたお菓子が当時のレシピにのっとって特別に復刻されました。
当時の製造元亀屋良則が現在では廃業しているため、虎屋製です。

題目は「絹」。右の赤い煉り切が「糸篗(いとわく)」、左の薯蕷饅頭は「繭」と名付けられています。

▲「美人の図」上村松園15才の作品~千切屋にて
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