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北海道②タウシュベツ川橋梁見学ツアー
▲ 糠平湖に残るタウシュベツ川橋梁
旧国鉄の鉄道遺産の中でも最も有名な「士幌線コンクリート橋梁群」。
NHKBSの六角さんの「呑み鉄本線日本旅」で放送されていたのを見た
ことが今回の北海道旅行のきっかけです。
その橋梁群の象徴が糠平湖(ぬかびらこ)にかかる「タウシュベツ川橋梁」で
所在地の上士幌町は帯広から約1時間のところにあります。
糠平湖は立ち入り制限されているため、見学ツアー(4500円)への事前
申込みが必要になり、午後からのツアーに入りました。
1937年に完成した長さ130mのコンクリートアーチ橋は、
水力発電目的の人造湖である糠平湖の建設に伴い、橋梁が湖底に沈むことに
なったため、1955年に士幌線は湖を避けるように新線が建設されました。
それ以来、このコンクリート橋梁は捨て去られ、風化が進むことにより古代
ローマ遺跡のようになり注目を集める観光資源になりました。
ダムの水の少ない1月頃から凍結した湖面にその姿を現し、雪解け水によって
水位が上昇する5月頃から沈み始めて、夏には湖底に沈みます。
ガイドさんによると、徐々に浸食が進み、今は繋がっているアーチ橋の一部が
壊れるのも時間の問題だということでした。
▲ 線路が撤去された士幌線跡
▲ 幌加駅跡
昭和53年まで使用されていた駅のプラットホームと線路が残る幌加駅跡。
▲ 手動で動かすことのできる士幌線のポイント
▲ 野生のキタキツネ
▲ 5月でもまだ雪を頂く大雪山系
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