江戸小紋と浴衣の老舗竺仙の新作発表会が2月1~2日に京都で
開催されました。
東京日本橋の竺仙は1842年の創業で、昔ながらの手彫りの型紙を用いて
江戸小紋や浴衣を製作している老舗メーカーです。
今年度のテーマは「竺仙の染ハ、粋ひとがら。」で、原点に立ち帰り
代々求めてきた竺仙の心がこの言葉に込められているということです。
会場には、紺、納戸(明るい紺)、白地をベースにした単色の浴衣を中心に
絹紅梅(絹と綿の交織素材)や綿紅梅(太さの異なる綿の交織素材)などの
生産数の限られる高級浴衣まで新作が勢ぞろいし、全国からの来場者で
賑わいました。
今回の受注品は、4月上旬から順に仕上がってきますが、職人技に
頼るところの多い高級品となると6月までかかることもあります。
皆様へのお披露目は5月の中旬に開催する「第5回 竺仙江戸匠の技」
となります。
どうぞ、ご期待ください。