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初釜 やよい会


茶道表千家やよい会の初釜が秋山庵で開催されました。
今年初参加の方を含め15人が揃い、賑やかな初釜でした。

小間にて秋山宗洋先生による皇服茶をいただき、続いて広間で立礼の薄茶席でした。

初釜での立礼席は初めての試みでしたが、皆さん和気藹々と楽しい茶会となりました。

薄茶の後は食事会。みんなで東洋軒のお弁当をいただきました。
皆さん今日はお疲れさまでした。
また、先生をはじめ、前日から準備していただいた方々どうもありがとうございました。

▲広間の掛軸 「春入千林処々鶯」

はる、せんりんにいる しょしょのうぐいす

(大意)
「春は千林に入る処々の花、秋は万水(ばんすい)に沈む家々(かか)の月」に基づく上句です。
春になり林という林は一斉に芽吹いて花咲り、また秋になれば、月は家々の水という水に映り輝くという美しいこの世界。
仏法の真理は、いたるところに充ち満ちている。仏性はどこもかしこも一様にあるということです。

表千家家元にはもと伯宗旦居子の揮毫になるこの句の軸が伝存し、家元では初釜の床に掛けられるのを恒例としています。
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