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一億円の帯


幻の綴れの丸帯です。製作には四人がかりで一年以上を費やしたというまさに力作。
津市にある真宗高田派の本山「専修寺」で行われる50年に一度の法要「大恩会」を記念して地元のオカモトヤさんで展示されていました。
日本経済が好景気に沸いていた19年前に展示用として製作されたこの綴れ帯は、全通柄つまり帯のたれ先から手の部分まで全体に柄が通っています。しかも丸帯仕様なので帯の幅が通常の倍あります。
採算を度外視した贅沢なこの帯は、締め心地よりも芸術性と話題性を重要視した作品です。 中日新聞(4月18日)の記事



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