HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

コードE

2006年10月23日 | ELLEGARDEN
最近、ピアノで師匠はELLEGARDENの曲を弾いている。弾く事で、細美くんのすごさが改めてわかるらしい。師匠の頭の中にはもちろん、音楽の理論はあるんだけれど、それとは別にコードによる和音をすべて理解している。ゆえに「月刊歌謡曲」のコードしか書いていない曲であっても、伴奏はつけていける。

「ジターバグ」の出だしがソラシドから始まるのはすごい事だという。この4つの音の中に半音は1つだけ。それを歌うのは案外難しく、いわゆる「予想外」の出だしだという。ここに細美くんのセンスが光るらしい。

ってなことを言われても、実のところ私にはよくわからない。ゆえに、へぇ~って聞くだけだ。でも、細美くんのことを誉められるのはうれしかったりする。

誰にもない発想で彼の音楽は鳴り出すんだね。

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カンタービレ(歌うように)

2006年10月23日 | 音楽・映画・本
ここしばらく月9のドラマは見てなかったんだけど、最近始まった「のだめカンタービレ」はおもしろいし、音楽の楽しさが伝わってくるので見ている。

漫画が原作なので、漫画っぽい展開やキャラクターが登場するんだけど、なんか見るたびに「音楽っていいな~」って思う。

音大が舞台なんだけど、私の音楽の師匠が音大出身だから、「こんな感じだった?」って聞くと「結構こんな感じだった」って言うのでびっくり。

こんな変わった人が多かったのか~って・・・

さらにおもしろかったのは

「千秋さま~」っていわれてた奴が大学にいたそう。すっごい男前で皆のあこがれの的だったそう・・・

もしや、その人がモデルでは・・・なんて(笑)

師匠は「なにが千秋さまだ~」って思っていたんだって・・・っておそらくちょっとうらやましく(笑)


でも、師匠がピアノを白いシャツを着て弾いている姿は「おっ、どこか玉木宏」って見えなくもない・・・かなり個人的妄想だけど(笑)


それにしても、ピアノっていいね。やっぱり・・・


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現実なんて・・・

2006年10月21日 | ELLEGARDEN
ときどき「こんな生き方していて先はどういう風になるんだろう?」って思うことがある。

私はこんなにも音楽が好きで、でも自分は音楽をやってなくて、ただ見る側だけで・・・でも、私が好きな音楽をやっている人の夢が叶うなら、なんでもいいからお手伝いしたいと思っていて・・・勝手なことを思いついて、それをときどき実行に移してみたりして・・・

ふつうの生活していて私ぐらいの年令の人である程度責任のある立場の人で、こんな感じの人っているのかな~って。こんな感じに進んで行ったら、この先どうなるんだろう。ここらへんで止めておくべきなのかなって思ったりする。

でも、なんだか心が晴れた。エルレガーデンの細美くんの言葉で・・・

「文明社会作り始めてまだ何百年で、まだまだ始まったばかりで。」
「現実なんてこんなもんだよっていう根拠もないじゃないですか。」

そう、そうなんだよね。もしかしたら、自分が最初にそんな生き方する人かもしれないじゃない。
こんな風とかあんな風とか、誰かをモデルにしていたら、なんか自分が間違っているような気になったりするけど、自分が始めで、そして、初めての展開がこれからも繰り広げられていくって思った方が自由にいられるよね。

うん。いいんだ。これで。

そんな光を細美くんからもらった。


今月号のロッキンオンJAPANの巻頭のロングインタビュー。やっぱり彼はすごい人だと思ったし、このバンドは日本のロック界の最高のダイヤモンドの原石になり得るって確信した。ダイヤモンドっていうのはベタな表現かもしれないけど、ダイヤモンドっていうのは最初はぜんぜんぱっとしない石なんだよね。ただ、傷がつきにくいという特性をもっている。そして、それを磨きに磨いていくとすごい光を放ち始めるんだ。そして、それを細かくカッティングしていくとその角度によってますます光は強くなっていく。そして、滑らかにもなっていく。たくさん角度があるものほど美しい・・・

エルレガーデンというバンドはまだそんなにカッティングされていない。でも、これからどんどんそのエッジが増えて、びっくりするぐらいの光を放っていくバンドだと思う。それは細美くんの中にある魂のエッジがそれこそ増え続けているからだ。失望と希望のくりかえしがエッジを、そして光と影を切り刻んで行く。

「失望したことがない人は希望の意味を知らない」

細美くんは言っている。彼は希望を綴っているだけなんだって・・・

人間はこのくりかえしがあって、深さを増していくのかな~って

「現実はこんなもんだ」って言う人に対して「なんでそこで諦めんだよ。こんなの納得いかないじゃん。」って細美くんは言うんだって。


ほんとそうだよね。納得したらだめだよね。


って心の中で聞いてもいない細美くんに向って言ってしまった。なんだかわからなくて、自分の中でずっともやもやしてたものの答えが見えたような気がした。


「直感とか、そういう空気の振動とかから感じるものを信じること」

細美くんのいう、まさに「それ」


私が大事にして、子どもの頃から絶対に譲れなかったもの。嘘つけなかったもの。



ほんとのほんとの最初に聞いたエルレガーデンとの出会いの1曲に感じた直感。それが今こうして、私の生活やら人生やらをささえてくれている。大袈裟な言葉やら、綺麗すぎる言葉ではなく、いつも等身大の「そのままの」言葉が、こんなにも力を持っているということを感じさせてくれたバンド、ELLEGARDEN。


エルレガーデンが心の湖に投げ込んだ1曲は弧を描きながら、その波紋をどんどん広げて、泣く事を思い出させてくれて、明日に希望をもたせてくれた。投げ込まれた私は今それを実感している。


来月に出るアルバム。それができあがるまでの苦闘・・・インタビューから想像したら、壮絶だったんだな~って。どこかで聞いたフレーズとか影響を受けた曲・・・そういうものをシャットアウトして、無から生まれるものを待ち続けた曲・・・いったいどんなものなんだろう?


とにかく、楽しみで楽しみでしかたがない。もうELLEGARDENのいない世界は考えられない。

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三日月

2006年10月20日 | 邦楽
今日のミュージックステーションでは心が温かく、でもせつなくなる曲が歌われた。

月はこの世には1つしかない。そんな月だから、遠く離れていても大好きな人と同じ月を見れる。どんなに辛いことがあっても、月を見ていれば、なんか繋がっているようで心が熱くなる。

そんな思いをした人はきっとたくさんいると思う。私も異国の地の人を思い、あるいは自分が異国の地にいる時、あるいは日本でも違う場所にいる人を思い、何度月を見たことか・・・

そんな気持ちを見事に歌にしたのは綾香・・・思いをそのままに代弁してくれているかのようなそんな歌を今宵、君も聴いているのだろうか?

一方で6年ぶりの出演という吉井さんが私の大好きな「BELIEVE」を歌ってくれた。30代最後にして最高の曲ができたと語っていたというその曲は、私の中でこらえてきた思いを引っ張り出した。

そう、過去は過去だ。満開の思い出も・・・振り向いてもなにもない。

でも、「どうにもならないとは思わずに今を駆け抜けたい」という最後のフレーズが明日への希望へと繋がる。


I believe in me・・・自分を信じる・・・そう自分を信じよう。




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そのままで

2006年10月20日 | Weblog
不思議なことに24時間の間に3人の人に私は「そのままでいいよ」と言われた。まったく住んでいるところも仕事も環境もまったく違う、なんのつながりもない人たちが、まったく違う話の中から突然そういう言葉を私にくれた。


このところ、過去をうっかり振り向いてしまったりして、なんか自分はだめだとかいろいろ考えてしまっていた。

そんな時に「大丈夫だよ」「そのままでいいから」と言ってもらえて、なんか救われた気がした。


まあ、そのうちのひとりはちょっと私をからかい気味で言ってはいたけどね・・・その人は私の音楽の師匠。


それは、たまたま弟子Bが自分の将来の夢について話していた時。

弟子Bは将来クリエーターの道を歩みたいらしい。立体アニメーションを製作するとのこと・・・で日本のテレビ局がどうとかと言っていたので、私が「そんなちっちゃいところでまとまってちゃだめだよ。世界を見なきゃ。・・・」ってな事をうだうだ言っているうちに「私は昔から、自分を日本地図の中に見るのではなく、世界地図の中で見るようにしてた。それは世界にはいろんな国があって、いろんな人がいて、日本だけじゃないことを知ることで、結局、人間は人種こそ違っても根底にある心は同じなんだってわかるから。そして世界地図を見てたら、自分は孤独でないって思えるから。絶対にこれだけ広い世界なら、自分と同じ気持ちになってくれる人はいるから。」ってバカみたいに話していたら、今にも吹き出しそうに師匠は言う。

「君はそんなこと思っていたんだ。初めて知ったよ。」

って、いかにもおめでたい人かのように言う。

私はある意味、おめでたいかもしれないけど、真剣にそう思っていた。いろんな方向から物事はみなくては真実はわからない。だから、1つのところだけで物事を考えるのは嫌なんだ。

でも、師匠は「○○市○○町○丁目・・・の俺」で充分幸せなんだって。だから、世界を描く私のことがわからないらしい。


でも、言うんだ。

「ずっと、そのままでいてくれ。そのままでいれば、年とってもきっと君は幸せでいられるよ。」って

バカにしてんの~って思ったら

結構しつこく言うんだ。

「絶対にそれを変えるなよ。そのままでずっと・・・」って



だから「そのままでいる」ことにした。
というか、そんなに簡単には自分を変えられない。

仕方が無い。こんな自分と一生付き合うしかない。
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トドイテイル・キミノウタハ

2006年10月19日 | TOKYO DROP
「きっと僕は僕から逃げられない。」

そんな日記を書くあなたの歌声を今日も聴いています。

なんにもない部屋にひとりでいたとしても、
あるいは人込みの雑踏の中にたたずんでいたとしても、
イヤホンからあなたの歌が聞こえてきたら、
そっと目をつぶります。

そうしたら、私は草原に座って風を感じたり、
光の温かさを感じたりできるのです。

五感を刺激するあなたの歌・・・

狭い部屋にいても
あなたの歌は私を開放します・・・広い広い場所へと。
遠近法で描かれた絵のように奥へ奥へだんだん広がっていくのです。

抑圧された気持ちだとか、
疲れた心とか、
過去の傷の痛みとか、

そういうものから救い出してくれるのです。

私の絶対に失ってはいけないものの中に

あなたの歌があります。

あなたの言葉があります。

まだまだ上へ上がる階段は続くかもしれません。
でも、たまには立ち止まってもいいから、一歩づつ昇って
いってください。

そしていつかその最終ステップを昇ったところで見えた
景色を歌にして届けてください。

私はそれを聴きたいです。


夜明けの朝が好きなあなた。
太陽が今昇ろうとしている朝が好きなあなた。



「おはよう。
たくさんの僕におはようを言えますように」

そんな事を望むあなた。

あなたの曲を毎朝聴いて

「たくさんの私にもおはようと言えますように」

と毎日を大切に生きようと思う人が「ここに」います。



届いてますよ。あなたの歌は・・・


・・・親愛なる 真田暎人様へ
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何が大事だとか・・・

2006年10月19日 | Weblog
何が大事だとか大事じゃないとか・・・そんな事問題じゃなくてって歌にもあるけれど、結局私は感情のまま生きてるな~って。

そんな私だから、すっかりご無沙汰していても憶えてくださっている人がいるとわかると素直にものすごくうれしい。

ぜんぜんライブに行ってないのにライブ情報を郵送で送ってくださるブライパスさん。本当にありがとうございます。すごくいいバンドなので、いつも行きたいと思っているのですが、なかなか行けなくて・・・でも、音楽はちゃんといつも携帯して聴いています。

私がかつてインディーズ道なんていうタイトルで綴ったバンドさんたちが名前を変えたり、いろいろ状況が変わっても、今も前向きに進んでいっているのを見ると真っ白な気持ちでうれしいです。


なかなかライブに行けない私ですが、行けた日には笑顔で迎え入れてくれますか?
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JUMP

2006年10月17日 | 洋楽
マドンナの新しいPVを見た。ロングヘアをボブにして、私の好きなマドンナに戻った感じ。ちょっとボーイッシュでいたずらっ子のようなマドンナ。この『JUMP』のPVは東京で撮影されたものみたい。最近は日本で撮られたPVをよく見る。外国人にとってはおもしろい国なんだろうね。

JUMPといえば、私が知っているインディーズバンドやアーティストについて細美くん風な言い方をするなら

「やつら、すげぇがんばってる。ほんと本気だぜ。うかうかしていると今にでっけ~ライブ会場でやっちゃって、ありんこみたいにしか見えなくなるさ。それこそジャンプしないと見れないってこと・・・でも、ジャンプして見てみたいって気もしたりなんかして・・・我がままだな~自分って・笑。とにかく、おまえらゴーアヘッドだ!」

そんな感じです。そう「前進あるのみ」です☆
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なんでいつももの悲しいの?

2006年10月16日 | 吉井和哉/イエローモンキー
カテゴリーをイエローモンキーのままにしていいのか・・・って事になりますが、元メンバーなので吉井さんはここに入れます。

『39108』は全体的にはやっぱりイエローモンキー時代から私が感じる昭和の香りが漂う。洋楽っぽいところもあるんだけど、やっぱり「昭和」がそこに顔を出す。

「人それぞれのマイウエイ」はどことなくレディオヘッドを思い浮かべてしまうけど、でもやっぱり甘酸っぱい昭和の東京の町がちらつく。なんなんだろうな。昭和の東京のイメージ。私は幼少の頃しか住んでいないんだけど、吉井さんと同じ世代だからかきっと同じ風景を見ていたんだろうな。どこか高度成長期なのにもの悲しい時代。コギャルとかガングロとかそういう人たちはいなくて、なんか暗い若者が多いイメージ。幼心に大学生は危険だって思っていた時代。ベトナム戦争の影が日本にまで落ちてきていた時代。

洋楽を聴いている人は妙に怪しげなオーラが漂っていて、ジミヘンやジャニスみたいな格好のお兄さんやお姉さんを銀座あたりで見かけてぼけ~っと見ていたら、親が遠ざけようとしたそんな時代。デパートに行くのは大変なお出かけで、フリフリの、でもそんなに派手ではないワンピースにリボンでくくったポニーテイル。白いレースのついた靴下に黒のエナメルのベルト付き靴を履いて小さなパラソル型のカバンを持ってでかけるのが親が私にさせるお出かけの格好だった。そんな格好が好きだったわけではなく、成長するにつれて、ロックバンドのロゴの入ったTシャツとジーパンという格好がふつうとなった私を見て、母はとても嘆いた。それもすべて昭和・・・

「黄金バット」だって昭和が誇る(笑)ヒーローものの子ども用アニメのタイトル。うっすらとしか記憶がないけど、幼心に「なぜに金色の骸骨なんだ」って思った。これって「恐いもの」と違うの?って・・・「お化けが正義の味方なの?」って・・・無気味なアニメだな~って今振り返っても思うけど、人気があったみたい。きっと吉井さんも見ていたんだろうね。

それにしても、どうしていつも哀愁が漂うんだろう。彼の歌には・・・時にそれはアイルランドの民謡と重なったりする。晴天の空よりどんよりと曇った空の方が似合う。そして、室内は安っぽい光がきらめく、場末の劇場が似合う。



でも、日本の「昭和」だけじゃないんだよね。それは異国の地のもの悲しい場所も想像させてくれる。モノクロの映画のようなシーンを勝手に思い浮かべてしまったり・・・行ったことがないのに・・・そう前世の記憶みたいにいろんな場所が彼の曲を聴いているとぐるぐる頭の中で回って行く。頭の中が投影機になる。

このアルバムラストの曲『BELIEVE』がせつなく胸に響く。

そうなんだよね。「振り向いても後ろには通り過ぎた景色があるだけ」



君はいない。そして私もいない。

ごめんね。私はもうとっくに消え失せてしまったの。君の世界から・・・
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休み明けは・・・

2006年10月16日 | Weblog
先週はもう体がガタガタでした。家族の看病しながら、ついに自分もダウン。あ~これが風邪ってもんだな~って久しぶりにかかった風邪をうらめしく思いながら、先週末は会社をお休みしました。それで今日から復活したわけですが、休み明けのメールが恐い・・・

会社のパソコンを開けて、メールをチェックする。すると恐ろしいぐらいメールがたまっている。単なるダイレクトメールだと消すだけでいいんだけど、会社のはそうはいかず、1通づつチェックしなければいけない。どうでもいいのもあるんだけど、重要なのも潜んでいるから・・・

ゆえにそれだけで疲れてしまう。しかも、仕事もたまっていて、お陰で終業時間に終わらない・・・今日は銀行へ行かないと・・・と手数料を取られる1分前にキャッシュディスペンサーに到着・・・無事引き出し成功!

余計にまた体調悪くなりそうな一日でした・・・


そんな私を今日一日癒し続けてくれた方は・・・


そう『吉井和哉』あなたです。


『39108』が何度も何度も私を包んでくれました。温かく、もの悲しく、ついでに忘れたいことまで思い出させてくれて・・・なんか熱が出そうです(笑)






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