HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

WE ARE・・・

2006年10月28日 | 洋楽
ウイ・アー・マイ・ケミカル・ロマンス!

って彼らはライブの終わりに必ず言う。

それが「俺たちはここにいる!」っていう信念というか力強さを感じさせる。

日本風にいうなら「マイケミカルロマンスここにあり!」って感じかな。


今日届いた。待ちに待った新譜『THE BLACK PARADE』アメリカ盤。日本盤は12月まで待たないとだめなので、一刻でも早く聞きたい私は輸入盤のしかも限定盤を購入。最初、限定盤はDVD付きということで、それはリージョンがアメリカのものだと日本製のDVDプレイヤーでは見れないかもしれないというものだった。でも、私のマックはDVDのリージョン設定がアメリカ・カナダになっているので、反対にアメリカ盤のかリージョンフリーのしか見れない。まあ、ふつうに日本製のDVDデッキはあるので、日本のはそちらで見るんだけど、「きかんしゃトーマス」のアメリカ盤とかはマックで見る・・・誰が見るか・・・それは秘密(笑)ただ、このアメリカ盤もニか国語で英語とスペイン語が入っていて、なんとスペイン語が勉強できてしまうというしろもの。日本人としては英語とスペイン語がアニメで勉強できるのです。お薦めです(笑)

話はそれたけど、それでDVDは見れるはずだったのだけど、急に限定盤の内容が変更になり、ジェラルドの絵やデザインによる豪華ブックレット仕様になった。ジェラルドの絵が見たかったので、それはそれで楽しみだった。

そして、今手元にあるのは、大きさはノートパソコンを横に半分にしたぐらいの大きさのベルベット素材のまるでジュエリーケースのような入れ物。黒のベルベットにはゴシック調というよりそれ以前のイギリスでいうならチョーサーの時代(中世)のような絵が描かれ、『THE BLACK PARADE』と刻印されている。すごく、重厚なイメージでシックだ。

開けるとそこにはまるで遠い昔の人の写真のようなセピア色の横長の写真が入っていて、そこにメンバーとブラックパレードの死者たちが写っている。また、ブラックパレードをイメージしたジェラルドのこれまた、彼のアートのセンスを改めて思い知るイラストのカードが入っていた。どれも額に入れて部屋に飾れてしまう感じだ。ロックスターの写真ではなく、絵画の1つとして・・・

そして、ブックレット。これは写真で適当に枚数を増やしたありがちなものとは違って、これを作るのにも、1冊の本を作るという真摯な姿勢で作り上げたのがよくわかる。莫大な文字数とジェラルドの才気溢れる絵の数。メンバーのアーティスティックな写真。端から端まで手抜きは一切なく、すべてに心が込められているのがわかる。

マイケミカルロマンスに手を抜くという文字は存在しない。いつも今できる完璧を目指しているバンドだ。

そして、その本体・アルバム『THE BLACK PARADE』これについて書くと、かなりの行数になりそうなので、少しづつ感じたことを書いていこうと思う。

最初に初めて聞いた印象はクイーンの影響はかなりあるけれども、マイケミカルロマンスのカラーがしっかり出ていて、これは誰でもない「マイケミカルロマンス」だって感じた。そして、誰もまねができない・・・って。

半音半音を重ね合わせて転調をくりかえしたり、コーラスがきれいに入ってきたり、ブラスを効果的に入れたり、いろんな過去のバンドの遺伝子がうまく調合されて、それがいったい誰のものだったのかもわからないけど、懐かしいフレーズがところどころに流れる。


グリーンデイの『アメリカンイデオット』のプロデューサーによるこの作品。すごいエネルギーがあって、これからどんどん駆け上がっていくんだろうな~って感じる。パンクな要素も残しながら、ハードロックの遺伝子を持ちながら、まさにオリジナルな音楽。ジャンルにとらわれないそんな感じ。

とりあえず、このアルバムについてはまた後日書きたいなと思う。
コメント
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