HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

三日月

2006年10月20日 | 邦楽
今日のミュージックステーションでは心が温かく、でもせつなくなる曲が歌われた。

月はこの世には1つしかない。そんな月だから、遠く離れていても大好きな人と同じ月を見れる。どんなに辛いことがあっても、月を見ていれば、なんか繋がっているようで心が熱くなる。

そんな思いをした人はきっとたくさんいると思う。私も異国の地の人を思い、あるいは自分が異国の地にいる時、あるいは日本でも違う場所にいる人を思い、何度月を見たことか・・・

そんな気持ちを見事に歌にしたのは綾香・・・思いをそのままに代弁してくれているかのようなそんな歌を今宵、君も聴いているのだろうか?

一方で6年ぶりの出演という吉井さんが私の大好きな「BELIEVE」を歌ってくれた。30代最後にして最高の曲ができたと語っていたというその曲は、私の中でこらえてきた思いを引っ張り出した。

そう、過去は過去だ。満開の思い出も・・・振り向いてもなにもない。

でも、「どうにもならないとは思わずに今を駆け抜けたい」という最後のフレーズが明日への希望へと繋がる。


I believe in me・・・自分を信じる・・・そう自分を信じよう。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そのままで

2006年10月20日 | Weblog
不思議なことに24時間の間に3人の人に私は「そのままでいいよ」と言われた。まったく住んでいるところも仕事も環境もまったく違う、なんのつながりもない人たちが、まったく違う話の中から突然そういう言葉を私にくれた。


このところ、過去をうっかり振り向いてしまったりして、なんか自分はだめだとかいろいろ考えてしまっていた。

そんな時に「大丈夫だよ」「そのままでいいから」と言ってもらえて、なんか救われた気がした。


まあ、そのうちのひとりはちょっと私をからかい気味で言ってはいたけどね・・・その人は私の音楽の師匠。


それは、たまたま弟子Bが自分の将来の夢について話していた時。

弟子Bは将来クリエーターの道を歩みたいらしい。立体アニメーションを製作するとのこと・・・で日本のテレビ局がどうとかと言っていたので、私が「そんなちっちゃいところでまとまってちゃだめだよ。世界を見なきゃ。・・・」ってな事をうだうだ言っているうちに「私は昔から、自分を日本地図の中に見るのではなく、世界地図の中で見るようにしてた。それは世界にはいろんな国があって、いろんな人がいて、日本だけじゃないことを知ることで、結局、人間は人種こそ違っても根底にある心は同じなんだってわかるから。そして世界地図を見てたら、自分は孤独でないって思えるから。絶対にこれだけ広い世界なら、自分と同じ気持ちになってくれる人はいるから。」ってバカみたいに話していたら、今にも吹き出しそうに師匠は言う。

「君はそんなこと思っていたんだ。初めて知ったよ。」

って、いかにもおめでたい人かのように言う。

私はある意味、おめでたいかもしれないけど、真剣にそう思っていた。いろんな方向から物事はみなくては真実はわからない。だから、1つのところだけで物事を考えるのは嫌なんだ。

でも、師匠は「○○市○○町○丁目・・・の俺」で充分幸せなんだって。だから、世界を描く私のことがわからないらしい。


でも、言うんだ。

「ずっと、そのままでいてくれ。そのままでいれば、年とってもきっと君は幸せでいられるよ。」って

バカにしてんの~って思ったら

結構しつこく言うんだ。

「絶対にそれを変えるなよ。そのままでずっと・・・」って



だから「そのままでいる」ことにした。
というか、そんなに簡単には自分を変えられない。

仕方が無い。こんな自分と一生付き合うしかない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする