HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

日本に行くと・・・

2006年10月12日 | 洋楽
「日本に行くと、その後、よりいい人間になって帰って来られる気がするんだ」

あ~この言葉、キムさんに聞かせてあげたい。そして「一度来てみる?」って言ってあげたい。もうそろそろ国のイメチェンしてもいいんじゃないの?皆が幸せになれるように考えようよ。

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風邪をひいてしまった。しかし、私よりひどい風邪の人が家族にいるので、私は寝込む人ではなく、看病する人となってしまっている。フガフガ鼻声でふらふらしながらも「うどん」やら「シチュー」やらを作って、自分と家族を食べさせる・・・

そんな状態だからかもしれないけど、なぜか過去の言葉がよみがえって頭の中でぐるぐる回る。

この言葉はマイケミカルロマンスのジェラルド君の発言。彼は今年の春ぐらいにお忍びというのか日本にバケーションに来ていたらしい。その時の感想がこの冒頭の言葉だ。なんて、素敵なことを言うんだろう。こんな風に自分の国を表現されるとすごくうれしくなる。

彼は知り合いの京都出身の男の子に案内されたみたいだけど、宮島とか広島に行ったあたりは「もしや修学旅行コース?」って思って、微笑ましかった。

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基本的に洋楽雑誌のメインで読むのは(毎回買うわけではないけれど)『ロッキンオン』だけど、たまに記事によっては『クロスビート』を読んだりもする。『クロスビート』は昔『ミュージックライフ』という洋楽雑誌ナンバーワンの雑誌があったのだけど、それの流れを組むシンコーミュージックの雑誌だ。ちなみに『ロッキンオン』はその『ミュージックライフ』のやや時としてミーハーっぽくなる(といってもいい匙加減だったけど)ところに反発してできた硬派の雑誌であって、今や日本の洋楽雑誌ではナンバーワンの座をとっている。邦楽ではあるけれど主催のジャパンロックフェスとかも成功させているし、かなりの力を持っている(株)ロッキンオンである。

そんな中『INROCK』という洋楽雑誌がある。なんと東京ではなく愛知県の出版会社から出ている雑誌だ。表紙に載るアーティストとか見ていると、ロッキンオン社では取り上げられないようなポップミュージックの美少年や美少女の時もある。ゆえに、コアな洋楽ファンには「ミーハー」っぽく映る可能性もあるだろう。

しかしながら、写真がいつも美しい。そんなに大きな雑誌社には思えないけれど、お金かけているのか選ぶ写真がいいのか、センスがいいのか、いい写真をカラーで掲載している。写真ばかりかというとそういうわけでもなく、ちゃんとインタビューもたくさん載せている。しかも、ポップばかりではなく、ハード系も大御所もちゃんとまんべんなく掲載している。そんなに分厚い雑誌でもないのになんか盛り沢山な感じがして、この編集者はすごい人なんじゃないのかな~ってときどき思う。おそらく、男の子というよりはターゲットは女の子だろう。でも、それでもこの雑誌を手にして自分の写真とか見たアーティストはきっと喜ぶんじゃないのかな?だって、日本語はどうせわからないでしょ・・・よっぽど日本語堪能の人じゃないと。そうしたら、やはり見るのは自分の写真。その時に上質な紙の雑誌に美しい、あるいはかっこいい、あるいはアートな写真が載っていたら、うれしいと思う。まあ、だいたいは海外からの買い取り写真だと思うけど、海外の雑誌は新聞紙みたいに安っぽい紙のものが多いから、同じ写真でも違うと思う。それに多くの写真から一枚を選び出すのは編集者の手腕・・・それがセンスがいいんだろうね。

たまに弟子Aが買うので、それを見せてもらうぐらいだけど、見るたびにそんな事を思う。このジェラルド君の言葉も『INROCK』のインタビューの中にあった。


同じ洋楽を扱っていても、それぞれに切り口が違うから、そういうところが編集のおもしろいところなんだな~って思う。


私自身も好きな音楽について、いろんな切り口から語るとおもしろいかもしれないなとふと思った風邪ひきの午後。朝は仕事行ったんだけどね・・・

早く治さなくちゃ・・・


コメント
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