HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

サマーソニック05in Osaka vol.1

2005年08月14日 | 音楽・映画・本
8月13日(土)曇りときどき晴れ、たまに雨。私は大阪の南港に向けて、朝早く車で家を出た。そうサマーソニックに参戦するためだ。今までは電車で行っていたけど、今年は車で初めて行く事になった。ゆえにこの日がお盆の帰省する車で高速道路が込むことを忘れていた。名神に入ってその渋滞情報にがく然!果たして、開演時間に間に合うように着けるのか・・・。ノロノロ動く車。まだ高槻?まだ茨木?・・・って感じである。FM802にからはサマーソニックの話が流れ続ける。でも、大丈夫。私がすごく見たいバンドは皆午後からだ。どんなに時間がかかってもそれまでには着くだろうとやや楽天的の私。あせったってどうしようもないし、イライラするのは嫌だったから。でも、神様は微笑んでくれた。中国自動車道に繋がる分岐点より一気に車は減り、快適に高速を車が走りはじめる。阪神高速に入っても軽い渋滞で、9時はまわっていたけど、間に合うことを確信。駐車場もWTC内はもう満車だったけど、外の臨時駐車場にすぐに入れた。しかもWTCは一日1000円だけど、野外のそこは800円で24時までオーケーだった。車を停めてから、チケット交換がまたすごい列。ゆえに9時45分からの3バンドのオープニングアクトは見れなかったけど、別に見たいバンドではなかったので、気にならなかった。

今まで来た時は着いたらすでに太陽がさんさんとしていて、かなり暑かったけど、今年は曇り空で風も吹いていて、ちょうどよかった。それにしてもチケットをリストバンドに交換するのに長蛇の列。でも、皆本当に音楽が好きなんだろうな。笑顔、笑顔、笑顔。少なくとも私の周辺にいた人の中には誰一人文句いう人なんていなかった。一日券で13000円。そして人がいっぱいで並ぶ時間がいっぱい。グッズを買うにも長蛇の列で最後尾で1時間30分。そんなライブに来る人はやっぱり心底音楽、ロックが好きな連中だと改めて確信する。なんとなくではサマーソニックには来れない。お金もかかるし、暑いし、並ぶし・・・。

ゆえに来る人は音楽、ロックが大好きな人だけなんだよね。並んでいる間に耳に届くミュージシャンの名。そしてそれについて語る顔は皆輝いていた。そう、そうなんだよね。大好きなロックを語ると幸せなんだよね。

リストバンドを交換してもらってから、グッズを買おうと見れば1時間30分待ち。なら、先にやっぱりライブを見ようとまず一番目はゼップ大阪が会場となっているロックステージへ・・・

そこで見たのは「サリュー」である。日本の女性アーティストだ。彼女は私の最近のお気に入り女性アーティストで、是非見たいと思っていた。といいつつ、実はソニックステージのアメリカのバンドBE YOUR OWN PETとどちらを見るか迷っていた。でも、やっぱりサリューを選んだ。彼女はかつて岩井俊二監督作「リリィ・シュシュのすべて」という映画の中のキーパーソンのリリィ・シュシュの役で姿は現さないけど、歌は唄っていた。とても謎めいていて、いったい誰なんだろうって思っていた。あの映画が終わって、数年が過ぎた。そこでイメージを一新して登場したサリュー。彼女の「ヴァロン」という曲はリップスライムのイルマリとの異色デュエットだったが、すごく好きな曲だ。そういえばリップスライムも同じ日に野外ステージの方に出ていた。見て無いけど。

彼女はすごくかわいい姿で登場した。でも、歌唱力は素晴らしかった。ほんといろんな表情を出せる声の持ち主だ。どこの誰もまねできない彼女だけの世界。見れてほんとうによかった。しかもびっくりすることがあった。後半でバックバンドの紹介を彼女がした時、キーボードのところで「小林武史さん」といって、その彼がこちらを見ると、そうあの「小林武史さん」ではないか!ミスチルをプロデュースし、自らマイリトルラバーをやり、バンクバンドを結成して、岩井俊二映画のサウンドトラックを手掛ける小林さんだ。もちろん本物を見るのは初めてだ。でも、最初からすごくキーボードが気になっていた。だって、すごく上手いんだもの。コーラスも彼がやっていたし。なんか会場も「うぉ~」って感じだった。鳥肌ものって感じ?なんか得したような・・・

聴きたかった曲がいっぱい聴けて本当に最初からサイコーなライブを観れて、テンションが上がった。

次はインテックスに戻り、グッズを見ようかと思うけど、まだ長蛇の列。ゆえにすぐに時間が来てしまうCAESARSを見るためにインテックス5号館に入る。でも入ってびっくり。まるで野外会場をそのまま屋内に作ってしまったかのような広さ。

彼らが登場すると会場は一気に盛上がる。i-podのCMの曲もやってくれた。思っていたよりプロで、新人ではない貫禄を感じた。本国ではキャリアのあるバンドだものね。

彼らのがすべて終わる前に出て、今度はちゃんとグッズの列に並んだ。それでかなり時間が取られたけど、私の音楽弟子Aに頼まれたTシャツがあったのでしかたがない。でも行き着いた時にはサマーソニックのTシャツはほぼ売り切れてなかった。私が欲しかったのもソールドアウト。でも、私はロディ・フレイムのTシャツを買った。ギターの絵が描いてあるんだ。ブロックパーティのが欲しかったけど、気に入ったのが売り切れだったからやめた。カサビアンのもあったけど、ロディのを日本で見つけるのは難しそうだったのでそれにした。サマーソニックロゴのTシャツはチケットの早期購入時に特典としてついていたTシャツがあるから、それでいいやとあきらめ、あとは弟子Aの希望の品のナインインチネールズのTシャツとあと弟子Bにはアジカンの2005年夏限定ゴッチデザインのバスの絵のついたTシャツを買った。それだけでもお金が飛ぶ・・・でも、年に1度だから(笑)

グッズを買ってからあわてて、野外ステージへ・・・1曲でも生で聴きたかったイエローカード。ラストの曲だけ聴けた。ちょっと残念だったけど、しかたがない。でも、1曲でもいいバンドだってわかった。バイオリンの演奏も生で見れたし・・・

その後は昼食。WTC内のお蕎麦屋さんで食べた。そこは前のサマーソニックの時にも行ったところ。なかなかおいしいんだよ。生のワサビをミニおろし金といっしょに出してくれる。それですりたてのワサビでお蕎麦を食べれるんだ。夏の暑い日にはいい。

ということで続きはまた・・・
コメント
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