HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

LIVE FOREVER

2005年08月19日 | 音楽・映画・本
映画「LIVE FOREVER」を見た。これはオアシスを中心とした90年代のUKロックをドキュメンタリーという形で描いた映画だ。オアシスをはじめ、ブラーやパルプ、ストーンローゼズなどが登場する。中心はタイトルからわかるようにオアシスだけど、なぜにオアシスが国民的バンドになったのか、あるいはブラーとオアシスの関係とかをイギリスの政治や国情とリンクさせながらいろんな人のインタビューを交えて展開させていっている。また映画「トレインスポッティング」なんかもこれに加えられて、興味深かった。最近ではスターウォーズのユアン・マクレガーだけど、私にとって彼との衝撃的出会い(笑)はトレインスポッティングだった。パンクなスコティッシュ青年・・・すごく惹かれたな~。

イギリスってどういうイメージなんだろう。王室やビッグベン?田園にガーデニング?確かにそういうのもある。でも、現実的なイギリスは貧しい若者がいっぱいで、でもそんな中で音楽が溢れていて、悪い事なんかもやってたりするけど、案外情に厚くて、まさにトレインスポッティングにでてくるようなやつらが町にいるんだ。

私はスコットランドのエジンバラに住んでたけど、イングランド中部のシェフィールドにもいたことがある。そうパルプの生まれた場所だ。名古屋に住んだ事はないけど、中堅都市というイメージは似ているかもしれない。そこでももちろん英文学を勉強していたのだけど、その講座を主催していた夫婦の子どもたちがパンクボーイとパンクガールだった。親は真面目な感じなのに、子どもたちはロックしてた。英文学なんて勉強しに海外からくる人たちは結構堅い感じの人が多かったけど、私は想像つくと思うけど、そのパンクボーイとすごく話があった。話し方も独特で、トレインスポッティングの連中みたいな話し方をする。そんなパンクボーイが私がシェフィールドを離れる少し前に2本のテープをくれた。それには彼が好きなバンドの曲がセレクトされていっぱい入っていた。ニューオーダーとかも入ってたな~。それは今でも大切にもっている。すごくいい音で入っていたから、時間をかけてくれたんだろうな。それがすごくうれしかった。話っぷりはぶっきらぼうで風貌はトレインスポッティングのイアンっぽかったけど、いいやつだった。

今ごろどうしてるのかな~。なんてこの「LIVE FOREVER」見て思った。あの頃にふと戻りたくなった。
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