HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

ヴィンス・クラーク☆

2005年08月29日 | 音楽・映画・本
この名を知っている人はおそらくかなりUKロックバカでしょう(笑)彼はディペッシュ・モードのオリジナルメンバーの一人であり、脱退後はヤズーを結成、そしてのちにイレイジャーを作って今にいたります。私が彼を知ったのはイレイジャーを知ってからなので、彼の前歴のバンドの音源はさかのぼって聴きました。ロックといってもどちらかというとダンサブルなロック。ついつい体がリズムをとってしまうような・・・(笑)

彼はシンセサイザー奏者なんだけど、そんな彼が相棒に選んだアンディ・ベル。彼は公然としれたゲイです。でも、独特の優しさと人当たりのよさがにじみ出ていて、彼の歌を聴いていると癒されてしまう。私は実はこのイレイジャーのファンでもあります(笑)イギリスに行けばわかると思うけど、彼らには根強いファンがいるんです。日本では想像できないほど人気ものなんですよ。ゆえに私は日本ではまったく知らなかったけど、イギリスでは毎日聴いていました。彼らはやはり感性も豊かで、PVなんかもアートになってしまっているんです。色合いとかが大好き。すごい美少年というわけではない、短髪のおっちゃんかもしれないアンディ。でも、瞳がきれい。いい人なんだろうな~って思ってしまうし、独特の魅力をかもしだしている人です。

そんな彼らのアルバムの中でいちおしなのが『イノセンツ』。といっても日本で発売されているのかな?あちらでは1位になったアルバムだそうです。これに入っている「When I needed you」という曲が最高に好き。

「もう一度子どもにもどれるなら、いろいろしたいことがある・・・・

 僕がもっとも必要とする時、もっとも友達がいてほしい時に君はどこにいたの?

 ねえ、どこにいってしまったの?」

というような・・・(といっても翻訳がないので聴いたかぎりなので間違っている可能性もある)ちょっとせつない内容なんだけど、心にしみる曲なんです。

日本で彼らのベスト盤は出ているんですけど、この曲は入ってません。

あとベスト盤にも入っている曲で「Little respect」や「Ship of fools」そして「Chains of love」もすごくいいです。なんていうのか、自分の体の奥底から魂をつかまれてひっぱりだされるような(って変な表現ですね・笑)・・・歌い方はあたたかくて、せつない感じなのにリズムはダンスしているんですよ、不思議と。泣きながら踊れちゃうみたいな(笑)

GLAYの『REVIEW』を聴いたころ「グロリアス」という曲がいいな~って思っていたら、サビの部分が妙にこのイレイジャーのある曲のサビによく似ていて、グロリア~スというとこまで同じだったのでがっくり・・・まあ、たまたまってこともあると思いますが、なぜかそこからざわ~って熱が冷めました(笑)

私は今まで日本でイレイジャーのファンという人に出会ったことがありません。というか知っているという人にも・・・

まあ、騙されたと思って輸入盤でも一度手にとって聴いてみてください。とにかくくつろげます・・・いや、知らぬ間にリズムをとってしまうかも(笑)
コメント (2)
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