宝飾展で 購入した モザイク・・・どんなデザインにしようかな～

先週の　IJT（国際位宝飾展）で　思い切って購入した　「マイクロモザイク」

1ミリに満たない　ガラス棒でできた　極小のパーツを

隙間なくはめ込んで　絵画のように仕立てた技法のことです。

古代ローマのモザイクとしては　ポンペイの壁画等が　有名です。

バチカン市国にも　たくさんあるし、イタリアに行ったら　必ず目にするモザイクです。

大雑把な　お土産物品は　よく　売っています～

18世紀に　持ち運びのできる　小さなマイクロモザイクが　開発され

マイクロモザイク　ジュエリーとして流行したそうです。



私は　IJTに行くと　いつも　イタリアのブースに　張り付いて

撚り線の技術や　寄せものの技術や　エマイユの技術や　絶対自分では作れない

細かい技術のショップを　ため息をつきながら　眺めています。

そのうちの　何軒かは　顔見知りになり　お喋りをしたり

新作を　見せてもらったり。。。そんな事をしていましたが、

セルジオの叔父さんが　もう　年も歳だから、日本まで来るのは

もう　これが　最後になるよ！・・・これからは　隠居生活さ！！

なんて　悲しい　事を言うのです。

イタリアに来る時　ファエンツアに遊びにおいで！！なんて言ってくれるけど

行かれるわけ　ないじゃないですか・・・

お別れの　記念に

売り物とは　別のケースに　展示してある　叔父さんの　コレクションの

アンティークの　マイクロモザイクを　分けていただくことが　できました。

私が　いくら　イタリア好きでも、いざ　イタリアに行って

ローマの古代コインや　この　マイクロモザイクに　滞在中に巡り会えるか！！

と言ったら　まず　99％無理！！捜し出すこともできないことでしょう。

今回　もう　二度と　手に入らないであろう　マイクロマザイクを

思い切って　購入することにしました。




宝石や　ダイヤモンドは　お金を出せば　高くても　良いものが

いつでも　購入することが　できます。

でも　こうした　アンティークの精密な作品は　

多分　二度と手に入れることは　不可能・・・

オニキスの枠にはまった　この　マイクロモザイクを

ペンダントにしようか　ブローチにしようか

周りを　どんな　ふうに　囲むか　どんな　細工をして

仕上げようか　今　毎日　そのことで　頭がいっぱいです！！

完成した　作品を購入するのも　楽しいのですが、、、

さて　素晴らしい　この素材を　どう仕上げようか？？

あれこれ　考えている時が　その時間が　本当に　楽しいのです。

作り始めると　またまた　己の未熟な技術にぶつかって

泣きたいような　日々を　過ごすことになるのですが・・・

ものを作るって　本当に　ワクワク　ドキドキする　作業ですよね～

何でも　簡単に　購入できる　お金持ちじゃ　なくって

本当に　幸せだった！！って　思う瞬間です。（恐るべきポジティブシンキング！）

さてさて　どんな　作品に　なりますか、、、また　アップしますね～