パリの「ルーヴル」 、マドリッドの「プラド」 そしてこの ウィーンの「美術史美術館」が
欧州 3大美術館といわれています。
(私 個人の 好み としては フィレンッエの「ウフィッツ」と
ローマの「ボルゲーゼ」が 好きなのですが!)
他の 美術館は 元宮殿を 美術館に改造したり しているのですが、
ここは フランツ・ヨーゼフ皇帝が はじめから ハプスブルグ家の
600年間余り にわたる 壮大な コレクッションを 人々に 開示する目的で
作られた 美術館なので、もう その入れ物 器から スケールが 違う感じです!!
こんなに 素敵な建物の中に 古代エジプト時代から
ギリシャ ローマ そして ルネッサンス バロック の絵画がぎっしり!
特に ブリューゲルは全作品の 1/4が ここに 所蔵されています。
デューラ、アルチンボルト、コレッジョ、クラナッハ、、、、、うっとりです~
あの 寡作のフェルメールの、、 「画家のアトリエ」もここにあります!!
この 絵の前には 静かな時間と ちょっと 冷たい空気が漂っていました。
ベラスケスのマルガリータは スペインに お里帰り中でしたが、、、
そして 大好きなカラバッジョが 3枚も!!
あの ロートレの聖母は ここに 居たのですね!!
逢いたかった!逢いたかった!逢いたかった~♪~君に~♪です。
フリューゲルの 有名な 「バベルの塔」も
美術の教科書に 載っている 「雪中の狩人」も
花嫁はいるけれど 花婿はどこ???
ご馳走は なんなのかしら!?! の 「農民の結婚」も・・・
とにかく、有名な あの絵も!この絵も!
TV番組 「デスパレートの妻」のオープニングに登場する クラナッハの「アダム&イヴ」も!!
そんな 感じで 逢いたかった 絵画の前で イヤホンガイドの説明を
真剣に 聞いていると あっという間に 時間が過ぎ・・・
オーマイゴット!!マンマミーヤ!!ドイツ語だと???なのですが・・・
もう 気がつたときは 閉館時間だったのです・・・
10年の 改装を終えて 今年の 3月から再オープンした
美術工芸収集室に たどり着くことさえ できなかったのです!!
なんという 不覚!なんたる 無念!
ここまで 何時間 狭い 飛行機に乗って 幾らかけたと
思っているのでしょう!!
もう 自分の 時間配分の 甘さに 愕然です~
でもね 好きな絵 たくさん 逢えたから 幸せとしなくてはですね!
あ~ぁ でも 時間があれば 一日中でも ここに 居たかったです。