藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「私は○○だ!」を意識しよう。

2005年09月22日 | テニス
『スラムダンク』に学ぶ、テニス上達法 パート50

「自分らしさ」という軸が崩れない人は、強いです。


山王戦の途中、陵南の魚住がコートに入ってきます。
魚住「華麗な技をもつ 河田は鯛・・・お前に華麗なんて言葉が似合うと思うか 赤木・・・・お前は鰈だ・・・泥にまみれろよ・・・・・水差して悪かったな」
安西先生(・・・・魚住君・・・・ありがとう・・・・)
三井「河田は河田・・・赤木は赤木ってことだ・・・」(そしてオレは・・・)
赤木(河田は河田 オレはオレだ・・・奴の方が上だとしても・・・湘北は負けんぞ・・負けん!!)「さあ 来いや!!」
桜木「ゴリっぽくなってきたぜ・・・やっとよ」

三井「河田は河田・・赤木は赤木・・そして オレは・・・オレは誰だ?・・オレは誰なんだよ・・・!?言ってみろ!!」
深津「・・・・!?」
三井「オレの名前を言ってみろ・・・!!オレは誰なんだよ」
深津(何を言ってる・・・!?早く交代させろよ もう!!)
深津のスキをついて、宮城から三井にパスが入ります。
深津「三井・・・!!」
三井「おう オレは三井・・あきらめの悪い男・・・」
三井のスリーポイントがゴールします。


テニスで勝つには、カッコつけないことが重要です。
カッコ悪く勝つ。
素人から見ると、カッコ悪く勝つことは、カッコ悪いかもしれません。
しかし、わかる人からすれば、カッコ悪く勝つことは、カッコイイことです。
カッコつけるということは、どこかムリをするということです。
等身大の自分よりも、大きく見せようとしています。
ストロークの得意な相手に対して、ストロークで打ち勝つことは、カッコイイです。
これは、力に力で対抗して、勝ったことになるので、圧倒的な勝利です。
相手の土俵に上がって勝ったとなると、相手は相当なダメージを与えられます。
しかし、相手の得意分野で勝負しても、勝てることは少ないです。
力に対して真っ向勝負して、うまくいかなくてもそれに固執してしまうのは、カッコ悪いです。
パワーに対し、パワーで対抗することはないのです。
パワフルなショットに対し、丁寧にブロックしてコントロールすると、素人には「逃げたな!」と思われます。
しかし、わかる人は「やるな!」と思います。
すごいショットを打つ人を相手にしても、相手に合わすことはないのです。
自分の土俵で勝負しましょう。
相手は相手、自分は自分です。
ヘタな人は、相手が凄いと、カーッとなって自分を見失ってしまいます。
上手い人は、相手が誰であろうと、自分を冷静に見つめています。
自分にできる範囲で、ベストなプレーを目指すので、自然体です。
相手の土俵に上がるようなマネはしません。
常に自分の土俵で勝負します。
自分が支配している土俵では、自分のペースで進められるのです。
上手い人は、ペースを乱さず、相手を自分の土俵に引っ張り込んでいきます。
「相手は相手、自分は自分だ!・・そして自分は誰だ?自分らしいプレーとはどんなだ?そう・・これが私のプレースタイルだ!」
という意識を持ちましょう。



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1 コメント

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Unknown (sue)
2008-04-27 22:13:32
テニスは小学校のお遊び以来したことがありませんが、合理的な意見と、マンガの引用という組み合わせが非常に面白くて気に入りました。
テニスに限らず色々なスポーツ、またはその他の事にも共通して言えることのような気がして、興味深く拝見させていただいてます。

ひとつ細かい指摘なんですが
山王戦、あの場面で三井とマッチアップしていたのは
深津ではなく松本だったと思います。
では、失礼いたしました。

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