藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

枝分かれさせていこう。

2005年11月05日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート36

テニス上達には、物事をシンプルに考え、そして、発想を広げていくことです。


桜木「メモリーツリーの書き方の基本は 本作りと似ている 中心に書くのは本のタイトルにあたる その周りに 関連する重要事項を書く これは本で言えば 章ごとのサブタイトル そしてそこから細かい内容へと広がっていく ここが本の文章にあたる 関連性の強弱を 線の太さで調整しよう ここで大切なのはどんどん書き込むこと 初めからうまくやろうと考え込んで 枝が広がらないのは一番良くない 下の根っこにあたるところには 出来事の原因 歴史だと当時の情勢や時代背景を書き込み 土台をしっかり作る 幹から枝が伸び 葉をつけて 木の全体像が見えてきたら 記憶するための工夫を始める イラストを思いつくままどんどん入れろ 例えば 独立宣言の1776年7月4日は 7と4から梨の日 これだけだと何が梨か忘れるので毒梨の絵を描く そうすれば独立宣言だと思い出しやすい 楽しみながらやれば脳も活発に働くから余計に覚えられる・・・このノートでは 色をたくさん使った方がいい 「強調」されている場所が多いほうが 印象に残るだろ・・・人間の脳は全体の10%くらいしか使っていないといわれている 文章を読んで そこから覚えようとする時 脳で使う場所は一箇所 でも絵を描いたりして 他のものと結びつければ 脳のいくつもの場所を同時に働かすことになる このノートはごちゃごちゃしてて 脳への負担が大きいように思うかもしれないが 負担にはならず 普段は働いていない脳をこのノートが活発にするのだ」


このメモリーツリーは、テニス上達に役立ちます。
僕は、テニスノートを作成することをおすすめしていますが、ノートの上の部分から箇条書きで書いていくのは、なかなか難しいかもしれません。
その点、メモリーツリーの方が、実際にやってみると簡単です。
書いてみるとゴチャゴチャした印象かもしれませんが、連想する感じで書けるので、書きやすいです。
実は、僕自身、このメモリーツリーを10年以上前から書いていました。
もちろん、メモリーツリーという存在は知りませんでした。
やり方は、いたって簡単です。
文章能力がなかったので、ショットなどのポイントなどを、うまく文章にすることが出来ませんでした。
だから、ごく簡単に書くようにしました。
ノートのど真ん中に、テーマをボンと書きます。
例えば、早いフラットサーブをテーマにするなら、ノートの中央に「早いフラットサーブ」と書きます。
そして、人間の体のイメージで、上の方に線で引っ張り、トス→少し高め、ボールを置いてくる感じ、体よりも前とか書きます。
また、上の別の部分に線を引っ張り、頭→目線をボール方向に残す、当たるギリギリまで見る・・・とか書きます。
左方向に線を引っ張って、左手→トスした後も、打つ瞬間まで高く残す・・・。
左肩→トスしたら高く残して、高低差を作る・・・。
下方向に引っ張って、ヒザ→トスしたら前足に体重を移動して、ヒザを曲げる→こんな感じ。とイラストを混ぜて描きます。
このように、右手、腰の回転、ラケットの軌道などを、簡単な言葉でいいので、どんどん枝分かれさせるように線を引っ張って考えていくと、頭の中が整理されていきます。
言葉で表現すると同時に、イラストを入れていくと、楽しくなってイメージも鮮明になります。
うまく描く必要はないです。
自分がなんとなくわかれば十分です。
こうやっていくと、今まで頭の中で「ウ~ン・・・」と悩んでいたことが、不思議を簡単なことのように思えます。
整理することと、全体のイメージを作っていくことが大事です。
また、改善のための、新たなヒラメキも起こります。
メモリーツリーを作ってみましょう。



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