藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「なんでもあり」を、ありにしてみよう。

2015年10月07日 | テニス
「なんでもあり」って、ありです。

「自分のストロングポイントが、これといってないのがダメなんだよね」と話している人がいました。
だけど、別にダメじゃないかもしれません。

僕が、ちょっと困ってしまう質問があります。
それは、「テニスのスタイルは、どんなですか?」「どこが強みですか?」といったことです。
なぜかというと、いろいろあるからです。
だから、「自由な感じですかね」などと答えたりします。
あまり型にはめるのが好きじゃないので、基本的には「なんでもあり」と思っています。

「これが、自分のウリ」というものや、「これが、自分のスタイル」というのがあるのは、いいことです。
得意なもので勝負できるのは、すごく強みです。
ただ、そういうものがなくても、ダメというわけではありません。
よく「自分の武器がないから、いい選択ができない」という人がいます。
もちろん、「回り込んでの、フォアのハードヒットが武器」みたいなのは、ないよりあった方がトクです。
しかし、「特に、何もないからダメ」と諦めてしまうのはもったいないです。

僕の場合は、武器をいろいろ隠し持っています。
でも、あえて「なんでもあり」と思っています。
なぜかというと、柔軟に楽しみたいからです。
「オレはストローカーで、得意のトップスピンを軸に崩していくスタイル」などというカタチは、自信や安心感にもつながります。
ただ、発想を狭くしてしまう可能性もあります。
「これが、私のスタイル」「こうでなくちゃダメ」と自分の強みに固執しすぎると、選択肢が限られてきてしまいます。
すると、相手に予測されやすくなってしまいます。
個人的には「えっ!マジかよ」と、相手の予想を上回るのが好きです。
だから、発想を柔軟に広げられるように「なんでもあり」にしています。
そうした方が、「これ面白いかも?」とアイデアを出しやすいからです。

「強みがないからダメ」よりも、「何もないなら、逆に何でもできる」と考えた方がいいです。
自由にいろいろできるのは、すごい強みです。
「なんでもあり」と思って、楽しんでみましょう。



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