藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

ふざけた感じで、強くなる。

2006年05月01日 | テニス
「ふざける」ということは、とても大切なことです。

「鳳スペシャル狙っててさ!意図的にコードボールさせられたら、かなりスゴイっしょ?」とヘラヘラ言ってると、「ふざけてないで、マジメにやれよ!」と言う人がいます。
でも、こういう場合は一緒に悪ノリしていった方が、いいアイデアが浮かびます。
「ふざける」というのは、いいかげんなのとは違います。
本当にふざけるには、マジメであることです。

ヒット商品は、リラックスしたときにひらめきます。
雑談で盛り上がっているときに、ふざけて言ったことにヒントがあったりするものです。
意外と、仕事場でウンウン唸っていても、いいアイデアは浮かびません。
リラックスに必要なのは、緊張です。
緊張と緩和の2つがセットで、面白い発想ができるのです。

僕は、ふざけたヤツです。
ふざけることに命を懸けています。
オヤジギャグを言うときも、綿密に計画を立てます。
オヤジギャグは、とてもリスキーです。
僕が長年築き上げてきた「藤原コーチ」というイメージを、一瞬でパーにする破壊力を秘めています。
でも、やっぱり言ってみたいです。
「ドン引きされたらどうしよう?」と思うと、緊張感が走ります。
ここからが勝負なんです。
こちらが緊張していることを、相手に悟られてしまってはいけません。
バレたら、ウケるものもウケないのです。
「どーやったら自然な流れで、このオヤジギャグがピンポイントでハマるシチュエーションを作れるか?」ということに、全神経を集中します。
「ぷっ・・・やべ!不覚にも笑っちゃった・・・」となったら、僕の勝ちです。
ふざけたことをマジメにやるのが、より上質の行動です。

僕は、ジィ~と後衛の方を見ながら、突然前衛のサイドを抜けるパスを打ったりします。
ドッヂボールの「ガチャメ」と同じです。
ここ一番の場面で使います。
うまく成功すると「こんにゃろー!ふざけたことやりやがんな~」と悔しがられます。
これを見ると「ふふ~ん♪」と勝ち誇った気分になります。
「ユージュアルサスペクト」のケビン・スペイシーになったかのような優越感です。
この、ふざけた1発を決めるために、いくつものそこに至るまでの伏線を用意しておくことです。
テニスが強くなるには、ふざけたことを真剣にやることです。

ふざけて強くなりましょう。



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