ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

【驚愕】北九州市八幡製鐵所にも125枚の放射線を出すゴムシート。鹿島製鐵所の4倍もあるのに報道なしとは!

2014-04-22 | 放射能汚染

NHK 4月5日 13時04分  

新日鉄住金鹿島火力発電所 http://www.nssmc.com/works/kashima/eco/ipp/01.html/


新日鉄住金鹿島:ゴム製シート表面から放射線検出

毎日新聞 2014年04月05日 19時50分(最終更新 04月05日 23時09分)

http://mainichi.jp/select/news/20140406k0000m040042000c.html

新日鉄住金鹿島製鉄所(茨城県鹿嶋市)は5日、工場で使用しているゴム製シート33枚の表面で毎時3〜5マイクロシーベルトの放射線量を検出したと発表した。同市と山口県光市にある関連会社の工場でも同じゴム製シート計9枚の表面で検出されたといい、同社は原因を調べるとともに、他にもないか確認を進めている。

 放射線量が検出されたのは、同製鉄所で製造している薄板コイルを置く際、緩衝材として床に敷くゴム製シート(縦1メートル、横80センチ、厚さ9センチ)。1995年から使用しており、1800枚ある。

 同製鉄所によると、光市の新日鉄住金ステンレス光製造所でシートを廃棄する際、8枚の表面から毎時3〜5マイクロシーベルトが検出されたとの連絡を受けて測定し判明した。同製鉄所は「製品の材料からは検出されておらず、製品が原因とは考えられない」と話し、シートに問題がなかったか、仕入れ先を特定して確認する。

 福島第1原発事故を受けた国の除染の目標値は毎時0.23マイクロシーベルト。同製鉄所はこの日、敷地内で「さくらまつり」を予定していたが、参加者の安全を考慮して中止した。【岩本直紀】

 新日鉄住金ステンレス光製造所によると、放射線量が検出されたシート8枚は、同社鹿島製造所(鹿嶋市)から搬入して使用していた。現在は倉庫に保管し原子力規制委員会の指示を待っている。放射線量は人体に影響しないレベルで、工場敷地で計測している放射線量も変化はなかったという。【柴山雄太】


放射線検出で「さくらまつり」中止…鹿島製鉄所

2014年04月06日 14時06分

http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:http://www.yomiuri.co.jp/national/20140405-OYT1T50233.html

新日鉄住金鹿島製鉄所(茨城県鹿嶋市)は5日、工場内のゴム製シートの表面から毎時3~5マイクロ・シーベルトの放射線が検出されたと発表した。

人体や製品への影響はないという。同社は、原子力規制委員会と経済産業省に報告し、原因を調査する。

 発表によると、シートは縦1メートル、横80センチ、厚さ9センチ。コイル状の鉄鋼製品を置く際の緩衝材として使用している。3日に山口県の関連会社の工場で同じシートから放射線を検出したとの連絡を受け、同製鉄所が調査したところ、約1800枚のシートのうち33枚で放射線を検出した。

 同社は5日に予定していた「さくらまつり」を中止することを決めた。茨城県神栖市でデイサービスセンターを経営する社長(42)は高齢者20人と参加予定だった。中には製鉄所誕生当時に働いていた人もおり、「『かつての職場に帰れる』と楽しみにしていたので残念です」と話した。

2014年04月06日 14時06分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

 http://www.nssmc.com/news/20140405_100.html


 http://www.nssmc.com/works/kashima/news/20140405_100.html


(管理人より) 原発体制を根底から支えているのは三菱・三井・住友の財閥。今回のゴムシート事件は新日鉄住金。ニュースもその後を追っていません。4/8のプレスリリースで、なんとなく幕引きされている感じです。

鹿島製鉄所で使っていたシートが、同じ企業内で移動させられていることがわかりました。内容を見て驚きました。鹿島に33枚、光市に汚染シートが8枚だけでなく

北九州市 新日鉄住金 八幡製鐵所にも125枚の放射線を出すゴムシートがあることがわかりました!

鹿島製鐵所の4倍もあるのに報道がないということに驚いています。検索しても見つかりませんでした。

北九州市のシートに関しては、鹿島から移動された物かどうかの記述はありません。光のシートは鹿島から来たものでした。コイル状の鉄鋼製品(薄板コイル)をおくシートということなので、もし鹿島から来たシートでなければその薄板コイル自体が汚染されていたことも考えられます。

 

表面処理鋼板(PDF 3.08 MB)PDFファイルへリンクします

これを見ると、自動車や家電などいろんなものに加工されることがわかります。

 

薄板コイルの原料は鉄鉱石だけなんでしょうか? 汚染鉄くずではないかと、頭をよぎります。

愛媛県の鉄くずから最大で4マイクロシーベルトの放射線。放射能汚染鉄くずは工業製品となって帰ってくる。

プレスリリースでは「軽微な」や「微量」という言葉で汚染を過小評価しています。このように、どんな高濃度汚染物が企業の事業所内で移動されていても市民には何ら知るすべもありません。そして、そういった放射性廃棄物が、その後企業内で適切に処理されているかなど確かめることもできません。

こういった汚染物質が、燃やされないという保証はありません。燃やされていてもわかりません。

放射性降下物が少なかった山口や九州にも、同企業事業所内で汚染物が移動させられ、知らないうちに市民は危険にさらされているということです。他にも汚染されたものがあるのではないでしょうか?放射能汚染濃度(bq/kg)でどのくらいなのかも一切知らされていません。

適切な対応ってなんでしょうか? 

 

4/8 放射線に関する調査結果について http://www.nssmc.com/news/20140408_100.html  より