いま気がついた。あと5時間くらいで、この、ぷららのブログサイトは閉鎖なんだね。今ごろアップしても、何人の方がご覧になるか、わからない。それなのに今日も、ごたごたとややこしいことを考えて、書きつけていた。
まだ仕上がらないから、アップしないことにしたが、申し訳ない。
長らくこのブログをご笑覧くださり、ありがとうございました。
先日、小学生の修学旅行の生徒たちの、奥日光のガイドをした。そのとき、誰かが「いくつ?」と聞いたので、ひょいと思いついて、「そうだ、君たちは午年だね。私も午年だよ」と応えた。
すると……、「36?」「ブー」、「60?」「ブー」、「わかった。48だ」「ブー」といって、やり取りは終わった。
私も子どものころは大人の年齢が分からなかった。70歳を少し超えて亡くなった母方の祖母は、人間を超越しているように思っていた。いまの私と違わない。彼らは60以上の年齢をわからないのだ、と思った。
子どもにとっては、私らの年寄り世代は、異界の人なのだ。いまあらためて想い起すのだが、そういう異界という感じがあったから、そのあとのガイドでサルの遺骸をみたとき、「ありがとう」と言ったのではないかと思った。
異界の人と思われるのは、しかし悪い感じではない。泥濘の海の中から、ちょっと自分だけが取り出されて脚光を浴びているような気分というか。違和感を持ってみて戸惑っている子どもたちが明るい世界にいるような気がして、希望が湧いてくるように感じた。
そういうわけで、ブログはまだ続きます。
mukan's blog は、下記のサイトに引越します。引き続きご笑覧ください。上の方はCMなし、後ろの方はCMつきです。
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