北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
(C)ナナマガラー All Rights Reserved.

「東屋」とは?

2021-06-01 18:56:24 | 日々のもろもろ

 

「天神山緑地」で見つけた写真の建物。

一般的に「東屋(あずまや)」って呼ぶと思うんだけど、何故そのような呼び方をするのか、ちょっと疑問に思ったので、調べて見ました。

 

「東屋」は、「四阿」とも書くそうで(それを知ったのはこのとき)、この「四阿」とは、「阿」に「棟」の意味があることから、四方に屋根を葺き下ろした小屋のことを意味するそうです。

では、もう一つの「東屋」の方はというと、言葉の由来としては、都、つまり京都の方だと思うんだけど、都から見て東方に位置する地域で主に利用されていたとのこと。

その頃、都の東方に住む人々について、「東人」(あずまびと)という、田舎者を意味する蔑称があったのだそうで、「東国風のひなびた家」「田舎風の粗末な家」というのが、「東屋」と呼ばれるようになったんだそうです。

なるほどそういうことか。確かに造りは簡素だけど、「ひなびた」「粗末」という蔑視的な意味合いがあったとはね。

これを知ってしまうと、「四阿」って書く方が自然かつ抵抗がないように思います。

 

6月になりましたが、テレワーク主体のため、何だか曜日の感覚がおかしくなってます。

自宅で座りながらの仕事にも慣れたけど、ブログを書くときと違って、ほぼ丸一日机に向かっているので、職場とは違った疲れが・・・。

さ、録画した「イチオシ!!」でも見て鋭気を養います。明日は出勤なので。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 聖地と園名碑 | トップ | 小さな歴史写真館 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。