北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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聖地と園名碑

2021-05-31 19:28:19 | 札幌

まず、一昨日の記事の続きから。

一昨日の現場の近く、地下鉄「自衛隊前」駅近くに、「慈恵橋」という橋があることが分かりました。

橋の名前にもなっている「慈恵」という名前、もしかしてやはり、学校法人よりも地名の方が先にあったのではという気もしますが、何かで調べられないかな。

町ブラをしているとこういう疑問が出てくることもあるので、早く図書館が再開されてほしいです。

 

 

ということで、今日は、「自衛隊前」から二つ大通方面にある「南平岸」駅周辺。

 

 

シートで覆われているビルは、かつてのHTBの局舎。

今から29年前、平成4年(1992年)の4月に、「パネルクイズアタック25」の予選会で、一度だけ中に入ったことがあります。

結果は、筆記は通った(20問中15問以上正解)のだけど、面接でだめでした。

 

 

チラッと見える、屋上に設置されたonちゃん。

熱心なファンの人達から、何とか現地に保存できないかという声が挙がっていたそうですが、残念ながら、ビルの解体と共に姿を消してしまうそうです。

 

 

そんなHTB旧社屋の近くにある公園。

 

 

 

「平岸高台公園」という公園ですが、おやおや、onちゃんのように見えるキャラクターがデザインされていますよ。

 

 

頭の上にリンゴが乗っかっていますが、これは、ウィリアム・テルではなくonちゃんで、頭の上のリンゴは、何度か書いている、平岸開基の歴史を語る上で欠かせないリンゴなのです。

 

 

実はこの公園は、onちゃんが一躍全国区の人気キャラクターとなった番組「水曜どうでしょう」のロケ地として、番組のファンの人達にとっては「聖地」と呼ばれる場所であることから、HTBが、社屋の平岸からの撤退に当たり、地域への恩返しの意味で、この園名碑を札幌市に寄贈したもので、今年の4月30日に除幕式が執り行われました。

「水曜どうでしょう」はそんなに見たことはないのだけど、一度、首都圏から来た友人を、HTB社屋と、地下街ポールタウンにあるHTBグッズショップに案内したことがあったことから、この番組がきっかけでonちゃんが人気キャラになったことは知っていたので、ここへ行ってみて、改めてその影響力の大きさを知ることとなりました。

 

 

 

 

 

最後に、「南平岸」駅の話を少し。

ここは、平岸霊園という公営の霊園に近いことから、南北線開業当初は「霊園前」という名称で、正直なところ、私もそちらの方が印象強いのだけど、近隣住民から「イメージが悪い」という声が寄せられたことで、平成6年(1994年)に駅名が改称されました。

隣の「平岸」駅までは地下を走っていますが、ここから終点の「真駒内」までは高架を走っています。

そういえば、何でこの区間だけ高架なのかということは、まだ調べていなかったと思うので、調べてみたいと思います。


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