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昨日行ってきたのは、釧路市街地から車で約1時間30分、洞爺湖や支笏湖などと並ぶ北海道を代表する湖である「阿寒湖」。
前回住んでいたときは、温泉に宿泊したことはあるのだけど、それは冬の時期で、夏のこの時期に、湖をじっくりと見るのは、恐らくだけど、幼稚園の頃、北見に住んでいたとき以来ではないかと思います。(実家にあるアルバムに写真あり)
「阿寒国立公園」と書いてあるけれど、昨年、霧で有名な摩周湖周辺も含めた「阿寒摩周国立公園」となっています。
1934年(昭和9年)に指定を受けた、北海道で最も古い歴史を持つ国立公園です。
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「阿寒(あかん)」という地名は、アイヌ語で「不動の」という意味で、大昔、湖の側にある「雄阿寒岳」という山が、大地震のときにも崩れなかったことに由来するという説や、同じくアイヌ語の「アカム」(車輪)とする説、「ラカン」(ウグイの産卵)に関係するという説など、諸説存在するようです。
面積は13.25km2、最大水深は45.0mとされるこの湖は、約17.5万年前と15.8万年前の噴火によるカルデラ湖として誕生したのが最初で、外輪山である雌阿寒岳の噴火などによって埋め立てられた後、今から約1万年程前に雄阿寒岳の噴火活動によって、溶岩流による「堰止湖」がつくられました。
その後、雄阿寒岳が成長を続ける過程で湖面が埋まって湖は分断され、現在の阿寒湖と、東にある「ペンケトー」「パンケトー」という湖が誕生したとされています。
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青空にも恵まれて、湖面も光り輝いて見えます。
ここまで澄んだ水面を見るのも久しぶりかも。
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先程触れた「雄阿寒岳」。
標高1,370.5m、溶岩ドームを持つ成層火山で、2011年6月に活火山に選定されています。
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湖のほとりにある展示施設。
湖をじっくりと見て歩くなら、まずここに立ち寄ることをオススメしたいと思います。
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1952年(昭和27年)に特別天然記念物に指定された、有名な「マリモ」。
緑藻類シオクサ科の淡水藻で、枝分かれした糸状の小体が絡み合い、毬状の集合体になったとされており、1897年(明治30年)、札幌農学校の教員であった川上瀧弥氏が「毬藻(まりも)」と名付けたとされています。
マリモそれ自体は、阿寒湖に限らず、広く国内外で発見されていますが、阿寒湖のそれは世界一立派だと言われているとのことです。