北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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魅力再発見の本

2017-09-03 08:12:15 | 本&CD
紹介しようと思ってずっと忘れていたのだけど、思い出させてくれることがあったので、また忘れないうちに紹介。





1993年に発刊された、「太陽にほえろ!」の魅力を余すことなく紹介した一冊。

1986年11月に放送が終了した「太陽にほえろ!」。
私はリアルタイムの記憶はそんなにないのだけど、1992年暮れにビデオがリリースされ、それを受けて、「BOMB!」というアイドル雑誌(CoCoのファンだったので毎月買ってたんですよ・・・)で組まれた特集を読んで一気に興味が高まっていった。
そんなさ中に発刊されたこの本は、ボスから最後の新人刑事DJまで、※1歴代24人の刑事一人一人について、人物像や活躍の詳細を紹介しており、また、ボンを演じられた宮内淳さん、ドックを演じられた神田正輝さんのインタビューも収録されているなど、大変読み応えのある内容になっています。


※1 「太陽にほえろ!」全718話に登場した刑事が対象であり、「太陽にほえろ! パート2」に登場した篁係長と喜多刑事は紹介されていない。





そしてもう一冊。
1993年当時、「ウルトラマン研究序説」とか「磯野家の謎」など、テレビの人気番組を細かく分析し、ツッコミどころにツッコミを入れながら楽しむというスタイルの本が人気を博していたのだけど、この本も、基本的にはそのスタイルのもの。
ただ、他の本と決定的に違うのは、他の本が著者の視点で主観的に書かれているのに対し、この本は小説形式になっていて、※2七曲署捜査一係に配属になった新人刑事の活躍を通して、既存の設定やストーリーにツッコミを入れつつ楽しんでいくという構成になっています。


※2 著者がモデルとなっているらしい「太陽昇(たいよう・のぼる)」という新人刑事で、肝心のニックネームは「とりあえず(考えるのを)保留しておこう」という長さんの一言で、「ホリュウ(保留)」という、全く有難くないものを授かってしまっている。また、設定年次は発刊と同じ93年のはずなのに、とっくの昔に殉職している刑事達(山さん、ゴリさん、殿下など)が何故か登場している。
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2 コメント

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Unknown (美雪)
2017-09-03 12:27:36
こんな本があったんですね!
びっくりしました!
私よりよく知ってらっしゃるんですね☆
感心しました。
ナナマガラーさんをナナマガリーさんと
間違えるところでした。(笑)
話は変わりますが、ウルトラマンの兄弟たちの主題歌が
入ったLP盤のレコードを昔持ってたんですよ。
BGMも入っていました。
大事にとっておけば良かったのにな~と思いました。
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私の名前の話 (ナナマガラー)
2017-09-03 19:31:08
美雪様

そうなんです。
どちらも93年に発売されてました。

私のハンドルネームですが、実は「七曲署」がベースになってまして、これに「ラー」という、「電子戦隊デンジマン」という戦隊シリーズに登場する敵の怪物の名前に共通する語尾(ムササビの怪物で「ムササビラ―」、シャボン玉の怪物で「シャボンラー」など)を加えた名前ということで授かったものなのです。
授かって十三年になりますが、大切にしていきたいと思っています。

ウルトラマンの主題歌集も、CDを一枚持ってます。
(2006年の「ウルトラマンメビウス」まで)
子供の頃、LPではなくカセットテープを持っていて、親の車でよく聞いていましたよ。
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