北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
(C)ナナマガラー All Rights Reserved.

大楽毛駅

2020-01-29 19:16:18 | 釧路&釧根地方

 

JR根室本線の「大楽毛」駅。

難読地名のためか、ローマ字表記の看板が設置されています。

 

 

現在は無人駅ですが、平成13年(2001年)までは委託業務で切符販売が行われていました。

 

 

近距離の切符は、券売機で購入することができます。

ワンマンの普通列車しか止まらないけれど、駅によってはこれすらなく、路線バスのように、整理券を取って乗車し、下車時に料金を支払うということも多いのだけど、その点この駅は便利です。

 

 

釧路までは片道290円ですか。

 

 

有人だった頃の切符売り場が現在もこうして残されています。

鉄道ファンの中でも、駅に重点を置く「駅鉄」と呼ばれる方々にとっては、こういうのもたまらない魅力なのでしょうね。

 

 

本数は少ないけれど、朝夕の通勤通学に利用する人も多いようです。

 

 

駅舎を出て、ホームまでは、人道橋で連絡しています。

 

 

人道橋から、帯広方面へ向けて。

 

 

小さな駅だけど、大きな集落にあって利用客もそこそこ多いためか、雨除けの屋根も設置されているのが有難いですね。

 

 

「大楽毛」駅は、明治34年(1901年)7月20日、北海道官設鉄道の駅として開業したのが最初。

現在はJR根室本線のみですが、かつて、旧阿寒町において採炭作業が最盛期だった頃は、ここと炭鉱とを結ぶ馬車鉄道も運行していたそうです。

駅舎とホームを結ぶ人道橋は、昭和53年(1978年)11月に完成しています。

「大楽毛」という地名は、アイヌ語の「オタノシキ」(砂浜の中央)に字を当てたものとされています。 

 

 

ちょうど列車がやって来ました。

13時発の釧路行き普通列車です。

 

 

 

たまには普通列車の旅もよさそうですね。

暖かくなったら乗ってみようかな。

 

 

最後に、駅舎内にある絵を一枚ご紹介。

この絵に描かれている光景の意味は、また次の記事で。

 

(「大楽毛駅」はこちら

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 不具合の改善 | トップ | 馬産地としての歴史 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (takara-hikaru60rosu)
2020-01-29 19:23:19
こんばんは。
大楽毛駅懐かしく拝見しました。
「駅鉄」って言うのですね。勉強になります。
ほぼ、同時にイイネいただいて有難かったです。
これからも、楽しみに拝見させてください。
返信する
実は私も・・・ (ナナマガラー)
2020-01-29 21:08:29
たからひかり様

そうなんです。「駅鉄」と呼ぶんだそうです。
私も小学生の頃、「ケイブンシャの大百科」シリーズで、国鉄や私鉄の駅の百科を買って愛読していたことがあるので、今でも、地方の小さな駅なんかには興味があったりしています。
「こんなところにこんなものが」的な発見ができたりするのが楽しいので、今後も機会を作ってあちらこちらと回ってみたいです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。