私の住まいがある地域の町内会の回覧板。
結構年季が入っています。
いつ頃から使われているのかなあと思ってみていたところ、とても懐かしい名前を見つけました。
今はもうなくなっているのだけど、私が道南の八雲町に住んでいた1981年4月~1984年3月の間、八雲町の中心部から少し郊外に行ったところに、「ユニークショップつしま」というスーパーがあり、よく家族で買い物に行っていました。
食料品だけでなく、衣料品や、小さいながらも本屋さんも入っていて、また、長崎屋系の「サンバード」とも提携(?)していて、「長崎屋」「サンバード」という名前もそこで覚えたという、私にとっては大変思い出深いお店です。
この広告は無論函館市内の店舗ですが、函館出身の友人から、函館市内にも何店舗かあったと聞いていました。
(記憶によると、八雲町のお店があったのは大体この辺りかな・・・と)
ということは、この回覧板も、ひょっとして80年代からずっと使っているのかなと思っていたけれど、そこまで古くはないことが分かりました。
他の広告もよくよく見た結果、1995年から1997年9月の間まで絞れると思います。
赤丸で囲った「ホーマック」というホームセンター。
今は統合されて「DCM」になっているけれど、前身の「石黒ホーマ」から「ホーマック」に社名変更されたのが1995年のことなのです。
もっとも、全店舗が一斉に店名変更したわけではなく、広告の店舗がいつ店名変更されたのかはわかりませんが、少なくともこの広告は1995年以降ということになります。
そしてこちら。
赤丸で囲った中に、函館市と姉妹都市提携を結んでいる三つの都市が書かれていますが、四番目に姉妹都市提携を結んだのは、ロシアのユジノサハリンスク市で、それは1997年9月27日のこと。
つまり、それ以降の広告ということはあり得ないことになるわけで、ひとまず現段階では、先述のとおりの期間まで絞れるということになります。
そんなわけで、暇つぶし(?)に昔のことを思い返していましたが、1995年だとしても来年で30年。それだけ長い間、この回覧板は大切に使い続けられているということで、それは素晴らしいことだと思います。