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北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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駆け込み乗車

2015-02-11 21:55:14 | 日々のもろもろ
今日の昼は久しぶりに市電に乗ったのだが、そこで気になったこと。

函館の市電では、電車内や停留所に、「駆け込み乗車は危険ですのでおやめ下さい」という趣旨のポスターを多く貼っていたり、車内で動画を流して呼びかけたりもしているが、実際はと言うと、駆け込み乗車して来る人が結構多いのが実態。
今日は長い区間を乗ったので余計それが目についたのだが、夏場ならともかく、雪が降って気温が下がり、路面も凍結しているこの時期に、5分、長くても10分待てば次のが来るのに、滑って転倒して怪我するリスクを背負ってまで、何だって無理に走ってまで乗ろうとするんだろうと、私なら思ってしまう。
夜になって本数が少なくなる時間帯ならともかくって言いかけたけど、それでも危険なことに変わりはないか。

ついでに言うと、電車が一旦ドアを閉めて発車した後、電車へ向かってくる人が視界に入ると、まだプラットホームのエリア内だったら、電車を止めて乗せてあげることが多いが、これもケースバイケースで考えるべきだと思う。
ご高齢の方や、歩くのに何らかの不自由を来しているような方であれば、致し方ないので何も言うつもりはないが、若者やおばちゃんなんかが、あたかも、待ってくれて当たり前という態度が見え見えでこっちに向かってくる場合、特に今の時期だと、駆け込み乗車を危険だと呼びかけていながら、運転手がそれを助長するようなことをしていると思われても仕方ないんじゃないのかなと思ってしまうのだが・・・。

ま、いずれにしても、駆け込み乗車が危険であることに変わりはないので、皆様もどうぞお気を付け下さい。
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異国人の思いが今に

2015-02-11 16:33:12 | 函館



函館の有名な観光名所の中で、まだ紹介していなかった一つが、「外国人墓地」。
1854年に、ペリーが来航した際に死亡した水兵二人を埋葬したのが始まりとされ、1870年に、開拓使と、在函五カ国(アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国)領事との間で、正式な外国人墓地設置に関する協定書が交わされ、現在に至っています。

上の写真は、その一つ、ロシア人の墓地。








ここは、1859年に死亡したとされる、ロシアの軍艦、アスコリド号の航海士であった、ゲオルギィ・ポウリケヴィチという人物の墓が最古の物で、現在判明している墓碑銘は43基。初代ロシア領事であったゴシケーヴィチの夫人もここに埋葬されている。





「中華山荘」とも呼ばれる中国人の墓地。
寺と、23基の墓碑が設置されています。





これだけ最近撮ったのがバレバレだけど、構内はこんな風になっています。








そしてここが、冒頭で触れた、ペリー艦隊の水兵、ウォルフとレミックの墓があるプロテスタント墓地。
他にも、ドイツの代理領事だったハーバー、デンマーク領事だったデュースなど、全40基の墓碑が設置されています。

日米和親条約(1855年)によって開港した函館(箱舘)の地にあって、多くの外国人が、どのような思いをこの地に捧げ、この地でその生涯を全うしていったのか、その一端に思いを馳せることができる、大変貴重な施設だと思います。
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