自在コラム

⇒ 日常での観察や大学キャンパスでの見聞、環境や時事問題、メディアとネットの考察などを紹介する宇野文夫のコラム

★梅雨間近、モリアオガエルは鳴く

2006年06月09日 | ⇒キャンパス見聞
  北陸地方は間もなく入梅なのだろう。私のオフィスがある金沢大学創立五十周年記念館「角間の里」横のビオトープではモリアオガエルの鳴き声が高々と聞こえてくる。

 携帯電話の動画撮影で録音してみた。それになりに雰囲気はつかんでいただけるかもしれない。風で木々は揺れている。曇天の空、うっとうしいという表現もあるだろうが、私にとっては、心地よい自然のリズムでもある。

 耳を澄ませば、天然のビオトープを流れるせせらぎの音も聞こえる。遠くではリズム感で調子づいてきたウグイスの鳴き声も聞こえ、モリアオガエルのバックコーラスのよう。それが森のオーケストラのようであり、体内で響く心の鼓動のようでもある。生きているという実感はこのことかもと、年齢に似合わない青臭い詩人のような気分に少々浸った。


⇒9日(金)午後・金沢の天気  あめ

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