JR仙山線の旅～すっかり雪化粧～

　2011年12月30日。この日は朝から仙台市交の各駅を見て回るつもりでしたが、寝坊で中止。スーパーホテルを7時過ぎに出て、地下鉄に乗って仙台駅へ出ました。前日気に入った杜そばで朝食です。鶏唐揚そばに食指がいきそうになるのを我慢してもう1つ気になっていたえごまたまごかけごはんセットを購入。そばをチョイスしました。出てきた御膳にはたまごが2つ乗っかってました。たぶん2つともご飯にかけるのでしょうが、たまごかけご飯としては豪華です。1つそばに入れてやろうかとも思いましたが、ここは自重してご飯に2つともかけて食べました。非常に美味しかったです。鶏唐揚ほどのインパクトはないものの、杜そば気に入りました。

　この日のトップバッターは前日に続いて仙山線乗車になります。この日の行程は仙台から仙山線で山形に出て、左沢線の乗り直しを行い、一旦山形に戻って奥羽本線を北上していき、大曲から田沢湖線に入り、盛岡に出て、盛岡から東北新幹線新規開業区間の八戸～新青森間の乗り潰しを行うという若干ハードな行程です。山形、秋田の天候は雪模様で、若干先行きに不安を感じます。この日の仙山線でもかぶりつきます。今回も快速に乗車しますが、前日と違い719系が運用されていました。運転席直後に座席があるので、朝の空いている時間帯なのでゆっくり座って道中を楽しみます。前日には仙台市内周辺には雪はなかったです。今朝の仙台市内の中心部は薄っすら程度に雪が積もっていました。北仙台を過ぎた辺りからそこそこの積雪が見られるようになりました。愛子あたりまで来ると完全に雪が積もっていました。前夜のうちに積もったのでしょうか。というかその先では雪がちらほら降り出し、作並を過ぎると本格的に雪が降ってきました。仙山トンネルを抜けるまで雪は降り続けましたが、トンネルを抜けると雪はすっかりやみ、晴れ間すら見られるようになりました。しかし、積雪の量はそれまでとケタ違いでした。前日も雪は積もっていたものの、こんなにも積もっていませんでした。一面銀世界とはこのことでしょうか。薄っすら雪化粧程度だった山寺周辺はすっかり雪に埋もれていました。山寺から山形盆地へと下って行った先も雪は十分に積もっており、北山形周辺はかなりの積雪でした。山形はあまり雪深い印象はないのですが、一夜にしてかなり積もるということはやはり雪国なんでしょうね。時間の都合で北山形で降りて左沢線に乗り換えます。

　　　　

阪神朝ラッシュ時ダイヤ～尼崎～

　2012年1月4日。阪神朝ラッシュ時ダイヤ続編。甲子園から尼崎まで再び快速急行で移動します。仕事初めの人も多いようで車内はまずまずの混み具合です。選択乗車している人が多いようで、快速急行はやはりなんば線方面へ向かう人が多いようです。もっとも尼崎で乗り換える人もそこそこいてるので、快速急行のなんば線内の乗車率は激混みするということはなさそうです。尼崎で見ていると当駅始発の普通を狙い打ちする人も多いようで、なんば線方面でも色々選択肢があるようです。尼崎では区間特急の通過シーンを動画で押さえたいところです。尼崎唯一の通過列車で、西宮と同じく区間特急というところがミソでしょうか。西宮～梅
田間では区間特急が今津と甲子園に停まり、直特が甲子園を通過して西宮と尼崎に停まります。千鳥式運転がここでは健在です。急行、準急の廃止で下剋上の世界はほとんど姿を消しましたが、直特と区特で停車駅を分散して混雑の分散化を図っているところはさすがと言えます。これに加えてなんば線方面への快速急行が加わったのが現行ダイヤであり、朝ラッシュ時からは姿を消した急行、さらには本線からは姿を消した準急の代わりを区間急行が担っています。区間急行は甲子園から鳴尾、武庫川、尼崎、千船、野田、福島に停車します。甲子園からの着席サービスもさることながら今回千船に新規で停車しているところが区間急行の特色と言えそうです。千船に停まることで同駅で普通と緩急接続を行い、杭瀬、大物からの梅田方面への利便性を強化しています。東西線と競合する姫島が漏れたのは惜しい所ですが、普通の本数減少と準急の廃止を補うべく最大限の配慮は行われたダイヤと言えます。普通しか停まらなくなった駅は若干不便な面は否めませんが、それ以外ではまずまず評価できる朝ラッシュ時ダイヤなのではないかと思います。