EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

JR仙山線の旅~山寺を望む~

2012年01月11日 | JR

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 2011年12月29日。急行きたぐにで新潟へ出て、白新線~羽越線~米坂線~山形線と乗り継いで山形に到着。ここから仙山線に入り、仙台を目指します。乗り継ぎ時間はわずか8分。8分の間に乗ってきた719系5000番台や構内に停まっている719系やキハ111系などを撮影して、E721系4両編成の快速に乗り込みます。当然ながらかぶりつき。たいてい運転席とは反対側に陣取るのですが、一歩遅く先客に占領されていたので、仕方なく、真ん中の貫通ドア付近に陣取りかぶりつきます。E721系は以前乗車していますが、仕様的にはE231系の交流版みたいな感じの車両です。最新のE233系などから比べるとLEDの車内情報装置が古臭く感じます。もっとも関西にはそれすらない車両がたくさんあるので東北の方がその辺では進んでいたりします。程なく山形を発車し、雪が積もる奥羽本線をしばらく走ります。山形~羽前千歳間は標準軌と狭軌が線路別に並行して走る区間で線路戸籍上は奥羽本線ながら仙山線専用線と言っても過言ではありません。もっとも山形~北山形間では左沢線も線路を共用するため仙山線専用ではない。北山形でその左沢線を分岐し、羽前千歳手前で標準軌の奥羽本線(山形新幹線)と平面交差して同駅構内に到着。ここで新庄方面からの普通と接続を取り発車します。接続列車遅れのため数分遅れて羽前千歳を発車。ここから純然たる仙山線に入ります。平地からどんどん山に入っていく光景が手に取るようにわかります。山寺あたりまで来るとかなり山の中に入ってきた印象がありますが、まだまだここからが山越えの本番です。奥の細道で有名な山寺を見上げながらポイント制限の厳しい山寺駅を出発し、どんどん峠越えの様相になっていき、面白山高原に停車して、仙山トンネルに入り山形と宮城の県境を越えます。この辺りがサミットと思われますが、山の中を走る景色はまだまだ続きます。仙山線快速は昔は仙山の愛称が付き、仙台~山形間ノンストップの都市間快速列車として名を馳せた時代もありますが、今は仙台都市圏の輸送を担う列車としての性格が強くなっています。仙台~愛子間各駅に停車という列車も多くなっています。私が乗った3836Mも愛子~仙台間各駅に停まるパターンの列車でした。奥新川、八ツ森と秘境駅っぽい駅を通過し、温泉で有名な作並に停車。ここで行き違いを行い、臨時駅の西仙台ハイランドを通過して、徐々に平地に下りていきます。積雪も大分少なくなり、愛子あたりからはほとんど積雪がなくなりました。日本海側や内陸に比べて仙台などの太平洋側は雪が少ないようですが、それを実感する光景でした。愛子からは各駅に停車していき、各駅で利用者を拾っていき、車内は仙台に近づくにつれて利用者が増えてきました。北仙台で地下鉄乗り換えなどのため降車が多かったものの乗車も多く、仙台到着時には結構な立ち客がいました。仙台では1時間弱の乗り継ぎで東北本線小牛田行きに乗り換えます。待ち時間を利用して構内の立ち食いそばで遅い昼食を取りました。鶏唐揚そばをチョイスしました。ココログのつぶやきにその驚きを表現してみましたが、巨大な唐揚げが2つも入っていました。そばだけで満腹感が味わえるとは思ってもなかったのでまさに感動しました。仙台へ行く楽しみが一つ増えました。個人的には鳥栖のうどんと双璧と言っても過言ではない駅そばのヒット品です。

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