ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

桜島から大隅半島をぐるり

2014年02月13日 | 2014/2 鹿児島のたび
 今朝5時前に目を覚まし、バンクべッドの布団にくるまって今日の行程を考えていた。5時20分過ぎに突然「ドン」と大きな音がしたので、「え、噴火が始まったの?」と思ってエントランスドアを開けて山頂の方向を窺ったが何の変化もなかった。大規模な噴火が始まれば、サイレンなり防災の広報車なりで警告してくれると思うが、町は平穏そのもの。しばらくたってから、気象庁の火山情報を見るとやはり桜島昭和火口の噴火だった。(5時21分)この程度では地元の人は誰も何も気にしないで火山と共存しているのだ。
天気予報では午後から雨ということだったが、7時前には降り出した。朝食の後ビジターセンターで桜島の勉強をして雨の中を島の北側半分の道路を走る。この道路は火山灰が堆積していたのだろう。道路上を火山灰が縞模様を描いて流れている。晴れているときには、車が走ると巻き上げられて別のところに堆積する。今日は雨の中で幸いなのか不幸なのかわからない。クルマのサイドとバックに黒い灰がたっぷりついた。
 昨日の分とあわせてぐるり一周回ったところで、海潟の江之島温泉に向かう。ここも温泉雑誌の無料クーポンがあるので立ち寄りたいと思ったわけだが、国道から川に沿った道は何とか入ったが、そこから先の防波堤の横の道は幅も高さもリスクが大きすぎた。
 あきらめて早めの昼食とした。温泉の近くの「海の桜勘」。ここは当たりだった。2人ともかんぱちのづけ丼(700円)を注文した。づけは身が薄くて値段相応と思ったが、かんぱちのアラ炊きが美味しかった。頭の骨の隙間の身をつつこうとして箸を使うと、骨が崩れるくらい柔らかい。頭半分を骨、目玉まで全部食べてしまった。
 
 後は雨の中を錦江湾沿いに南下し、道の駅「錦江にしきの里」で野菜、果物、パンを買い、さらに南下して道の駅「ねじめ」で何もないことを嘆きつつUターンした。
 次の目的地は、大隅半島を横断して内之浦宇宙空間観測所。ここはJAXAの固体燃料のロケットの打ち上げをするところ。Mロケットで「はやぶさ」等を上げ、次期ロケットのイプシロンで経済化をはかるとのこと。ここは入り口の受付で名前を記帳して車単位の見学者バッチをもらったら、構内を車で勝手に走って見学するという面白いシステムだ。風雨に加えてガスが出て見学には不向きのコンディションだが、車の中から見る分には問題ない。
 



 今日の車中泊は道の駅「くにの松原おおさき」。温泉もあるというか温泉に道の駅が付属している感じだ。ここでゆっくり温泉につかって、気持ちよく眠れる。
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