憲法で武器を持つことを、「保証」しているアメリカは、国内で、3億丁もの銃が出回っているという。どこでも売っていて、身近なものらしい。
日本では銃がもてないと聞いて、気の毒とアメリカ市民がテレビインタビューに応えていた。
オバマ大統領は、銃による子供達が殺されたことを、涙を流して悔しがる。この落差。
銃規制がすすまないのは、伝統的な事情もあるが、なんといっても、アメリカ人の価値観に寄ることが大きい。
進化論など認めない、聖書が絶対に正しいとする人々の存在。武器を持って立ち上がって独立を勝ち取ったとする誇りと伝統。
簡単にはいかない銃規制だが、それだけでなく、トランプ氏のような、無茶苦茶な考え方の人間がいて、また、それを支持する人間がいることなど、アメリカは、相当に危ないとみえる。
こんなところから、マネーがマネーを儲けるスタイルを編み出すのではないだろうか。刷りまくったドルのために、回りまわって、迷惑を受ける国々、罪深いことである。