何か仕事をするのに、適正な人数はどれ位か。それは、やり方にもよるし、経費などの制約もあるだろう。橋下ブレーンの特徴は、やりたい、と思う人が集まるところにある。
経費は、かかっていないし、改革しようとする熱意がある。そして、アンケート事件のようなことも起こる。ここで、橋下氏自身が止めてはいないところに注目する。ブレーンの案を基本的に実行する構えであり、任せる姿勢がある。失敗があっても、それは自分の責任とする構えがある。
既成の官僚組織を変えようというのだから、人数は相当必要だろう。人数云々の話しで、この動きをとめようとするのは、おかしい。仕事の中味が問題である。
民主主義が本当に根付いているのかといえば、実態は、弱肉強食の世界であり、不公平、理不尽、既得権益の温存、がはびこっている。民意重視を強調しているが、どこまで実行できるのかは、このブレーンの働きが決める。要はその実行の中味が重要である。
今までの、政治の動きと違うので、たしかに、エネルギーを感じる。アンケートの中止は、方向転換の可能なところを見せた。アンケートには、危険性があり、そこを過小評価しているきらいがあったが、ギリギリ察知して中止した。
やるべきことを、やっていく、そのための統治構造を作りたいのだろうが、実行する中味がよければ、それは自ずとついてくるはずである。統治機構がその邪魔をするのであれば、そこで、せめぎあいをすればいい。
有難うございます。