最近ばかに警察車両、巡回する警察官の姿が目立つ。共謀法をめぐって、何か街に変化はないのかを探っているのだろうか。
多くの犯罪を事前に捕まえるというのだから、捜査手法は、いままでと全然違うはずである。なにしろ、内心の動きを察知しなければならない。となれば、怪しい人は、すぐにちょっとお話を聞かせてくれないか、と来るかもしれない。
警察の権力は、大幅に拡大する。戦前の二の舞にならないように祈るばかりであるが、国民が萎縮して、言いたいことも言えなくなると、世の中は、間違いなく暗くなる。
非正規雇用が増え、貧富の格差が拡大し、金さえあれば、その人は成功者であるという風潮が常識みたいになってきた。そして、ひとたび、ルートを外れたら、正社員にはなれず、同じような仕事をしていても、格差をつけられるという理不尽な世界になっている。これも法律の結果である。
この調子では、世の中どんどん暗くなりそうだが、それもこれも、国民の選択である。だまされて、騙され続けて、議席を掠め取られた結果である。次の選挙をどうするのか、国民は目をさますだろうか。