作句するのに、ある種の技術が必要である。どうやら、ものの見方考え方にも影響する。確かな目があれば、できることだろうが、目がないとできない。
よく言われることだが、考えすぎるとできなくて、素直であればできたりする。俳句を作る技術といえば、語弊があるのだろうが、今の水準では、どうしても技術のように思えてしまう。
そこから、脱却して、感じることができたり、それを表現できるのなら、楽しいことだろうと思う。そこから詩情が生まれたりするなんてことになれば、たまらんと思う。
わずか17音で表現する短詩であるから、簡単にできそうに思うが、そうはいかない。何とかこれはできたなという句を作りたいものだが、できなくとも、誰から非難されるわけではなく、とんでもないことになるわけでもない。
楽しみとして、俳句作りができるのならば、幸せなことである。謙虚に素直に、見える風景を、事象を俳句にしたいものだ。
まだ、始めて間がないが、真面目に努力していくつもりである。